佐藤&渡部、防衛戦決定!

　日本スーパーフライ級王者・佐藤洋太は、5度目の防衛戦として、日本同級3位・大庭健司(FUKUOKA)を迎え撃つ。
　挑戦者・大庭は、今夏8月4日に行われた佐藤VS石崎戦の勝者に挑戦状を送っており、V4を成し遂げた王者・佐藤が挑戦を受理する形となった。大庭は06年スーパーフライ級全日本新人王に輝き、23戦21勝(16KO)2分と無敗を誇る"九州の豪腕"である。
　はたして佐藤は、大庭の挑戦を退け、熱望する世界挑戦に前進することができるのか。

　そして、日本&東洋太平洋ウェルター級2冠王者・渡部あきのりは、スーパーウェルター級から転級し、日本ウェルター級8位にランクされた"突貫小僧"庄司恭一郎(戸高)を挑戦者に、日本王座は初防衛戦となり、東洋王座は2度目の防衛戦を戦う。
　庄司は以前、当サイトのインタビューで「ウェルターでも、スーパーウェルターでも王者に挑戦したい。できるならばウェルターに思い入れがあるので、ウェルターでチャンスが欲しい」と語っており、今回は最大のチャンスを引き寄せたことになる。
　渡部と庄司は、互いに気持ちを前面に出して戦うタイプだけに、1ラウンドから激しい打撃戦が予想される。気持ちの強さで上回るのは…。