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[記者会見]2022.3.3

吉野修一郎と伊藤雅雪が火花を散らした!

 OPBF東洋太平洋&WBOアジアパシフィック・ライト級タイトルマッチの記者会見が3日、都内のホテルで行われ、2冠王者の吉野修一郎(30=三迫)と挑戦者で元WBO(世界ボクシング機構)スーパーフェザー級王者の伊藤雅雪(31=横浜光)が出席した。

 試合は、4月9日(土)にさいたまスーパーアリーナで行われる。
「自分を見直すことができた」
 当初は12月29日に予定されていたが、4月にスライドされた。最初にマイクを握った吉野は「延期になって一度気持ちをリセットした。正式決定してさらにモチベーションが上がった」と決戦を心待ちにすると、「試合期間が延びた分、自分の長所を伸ばしたり短所を見直した」と進化に手応えを感じているようだ。
「ここを勝って米国へ行く!」
 あらためて伊藤の印象を聞かれた吉野は「キャリアがあり、目が良くてパンチへの反応がいい」と話すと、「ここを勝てばさらにその先が見える。米国で勝負がしたい」と元世界王者を撃破して、さらに上のステージにいくつもりだ。
「強い吉野修一郎選手に勝つ」
 拳を交える伊藤は「試合が延期になったが、気持ちをリセットして必ず試合ができると信じていた。一度世界チャンピオンになった自分にとって、自分の目標は(吉野が保持する)ベルトに挑戦したいわけではない。吉野修一郎という強い相手に勝ってまた世界に進みたい。必ず面白い試合になるので注目してください」と好ファイトを約束した。
勝って再び世界へ
 「練習してきたものが体に染み込んできて今が一番強い。吉野選手はまとまっていてパワーがある強い選手だが、必ず越えないといけない山。必ず自分が勝つ」と必勝を誓った。

 「勝ってこの先は米国のリングで勝負がしたい」。お互いが口を揃えるように言った。大一番を制して、ビッグネームが揃う超激戦階級のライト級で世界をアピールする!

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