豊嶋亮太「ターニングポイントとなる試合」

　OPBF東洋太平洋&WBOアジアパシフィック・ウェルター級王者の豊嶋亮太(25=帝拳)は、12月4日(土)に後楽園ホールで開催される「ダイナミックグローブ」で坂井祥紀(30=横浜光)を迎えてOPBF王座2度目の防衛戦に臨む。

　今年1月に長濱陸(角海老宝石→引退)を攻略してOPBF王座を獲得した豊嶋は、5月には別府優樹(久留米櫛間)に10回KO勝ちしWBO-AP王座を吸収し2冠王者に輝いた。鉄壁のディフェンスと相手のペースを崩していく頭脳派チャンピオンだ。

　挑戦者の坂井は、メキシコ逆輸入ボクサーで今年4月には日本王者の小原佳太(三迫)に挑み、敗れはしたものの堂々と渡り合った。2021年最後の試合で難敵を迎える豊嶋だが、勝利に自信を深めていた。