井岡vsエルナンデス、調印式

　明日10日、後楽園ホールで開催されるWBC世界ミニマム級タイトルマッチ、王者・井岡一翔(井岡)VS挑戦者ファン・エルナンデス(メキシコ)の12回戦。
　決戦直前の9日、都内で調印式と前日計量が行われ、王者・井岡と挑戦者エルナンデスが調印式終了後、それぞれ意気込みを語った。

　まず初防衛戦を控えた王者・井岡が、現在の心境を語った。「計量を待つだけ。すべて整った。あとは勝つだけ。王者として疑う余地のないパフォーマンスを見せたい。気持ちを整え、明日に備えます」と防衛に意欲を見せる。挑戦者エルナンデスに向け井岡は「ベストを尽くし、盛り上げる試合をしましょう。そして僕が期待通り、KOで勝ちます!」と必勝宣言。
　これに対し挑戦者エルナンデスは「肉体的にも、精神的にもベスト。体重も問題ない。メキシコにベルトを持ち帰る。初めての国外の試合だが、モチベーションは高い。できれば3回までに倒したい!」と負けずにKO宣言。挑戦者のKO発言に王者も「すべてのラウンドを通し、積極的にKOを狙って行きたい」と火花を散らした。

　はたして「Golden Boy」井岡が、東都初参戦で王座初防衛を成し遂げ、日本軽量級の主役としてのポジションを確立するのか。それとも「メキシコ軽量級の新鋭」エルナンデスが、初の国外マッチでメキシコに世界王座を持ち帰るのか。
　WBC世界ミニマム級タイトルマッチ、運命のゴングは、明日21時50分!

前日計量結果
王者・井岡一翔(井岡)
■血圧:100/70mm/Hg
■脈拍:54min
■体温:36.5℃
■体重:47.3kg/104P1/2

挑戦者ファン・エルナンデス(メキシコ)
■血圧:106/70mm/Hg
■脈拍:54min
■体温:36.9℃
■体重:47.3kg/104P1/2