初防衛は最強挑戦者

　WBC世界ミニマム級王者・井岡一翔(井岡)の挑戦者で同級1位のファン・エルナンデス(メキシコ)は、予定されていた公開練習はキャンセルとなったが、記者会見には姿を現した。

　挑戦者のファン・エルナンデスは、公開練習がキャンセルとなった理由を「体重調整もうまくいっているし、世界戦の準備はきちんとメキシコでしてきたので、練習する必要性が無かった」と話し、真夏の日本の気候についての質問に対しては「メキシコも日本と同様に暑い」と気にしていない様子。

　試合に関して「12ラウンド戦う準備をしてきたが1から6ラウンドで決着を付けたい」と話し「当日は激しい打ち合いのいい試合になると思う」と気合を入れた。

　挑戦者の記者会見を見た元世界王者の内藤大助選手は「初めて見るからよく分からないが、減量は苦労しているんじゃないかな」と感想を述べた。