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[試合後会見]2021.7.8

東西のホープが技術戦で魅せた!

 中垣龍汰朗(21=大橋)と花田歩夢(19=神拳阪神)が8日、後楽園ホールで開催された「フェニックスバトル.78」のメインイベントで空位の日本ユース・スーパーフライ級王座をかけて激突した。

 無敗同士の東西ホープ対決、第4代王者に輝いたのは――。
好ファイトは決着がつかず
 8ラウンドの濃密な技術戦は、決着がつかず新チャンピオンは誕生しなかった。ロングレンジでの距離の探り合いから、サウスポー中垣がジャブから左ストレートを決めれば、花田も右ストレートを好打し対抗。21歳の中垣と19歳の花田によるテクニック合戦が続いた。7回、花田が左ボディを突き刺しチャンスを作ったが、中垣は最終8回にアグレッシブに攻めてポイントを挽回した。
 この日、駆け付けた509人の観衆は、高度な駆け引きを堪能したに違いない。
「これを糧に強くなる」
 試合後に囲み取材に応じた中垣は「思っていた以上にパンチが当たらなかった。接近戦での対応も準備していたが甘かった。高いレベルでの駆け引きは楽しかったし試合中、勝負を諦めずに戦えた。自分としてはポイントを取れていると思ったが、客観的に見たら取られていた。そこが課題として残った」と冷静に振り返った。

 プロ3戦目で引き分けという結果に悔しさをにじませた中垣は「アマチュア時代も負けて強くなった。これを糧に這い上がる」と前を向いた。
「トレーナーとして力不足だった」
 中垣とコンビを組む八重樫東トレーナーは「普段通りの動きはできていたと思うが、ポイント計算の部分で自分も甘かった。トレーナーとして力不足」とトレーナーとしての反省点を挙げると「ポテンシャルは高い選手。それを生かすも殺すも自分の役目」と再出発を誓った。

 大橋秀行会長は「稀に見る技術戦で良い試合だった。ただ、(中垣が)7ラウンドに効いた表情を見せたのは課題として残った」と総括した。
「力を出し切れた」
 続けて囲み取材に応じた花田は「ボディを打ちたかったが、なかなかタイミングが掴めなかった。ボディを効かせることはできたが倒し切れなかったのは自分の力不足。引き分けという結果は悔しいが、自分の力は出し切ったので悔いはない」と真っすぐな目で語った。

 15歳で単身メキシコに渡り、現地で4戦全勝(3KO)の成績を残し帰国。日本で2勝してこの日を迎えた。初の後楽園ホールで存在感を示した花田は「これまでメキシコで一人で戦ってきた自信があり、それをぶつけることができた」と話すと、「今は終わったばかりで考えられないが、日本王座戦やOPBF王座戦といった上のステージでまた中垣選手と戦いたい」と、将来的な再戦に意欲を示した。
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