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[前日計量]2021.7.2

ライト級サバイバルマッチ!敗者復活戦。

 前WBO(世界ボクシング機構)スーパーフェザー級王者の伊藤雅雪(30=横浜光)と元日本スーパーライト級王者の細川バレンタイン(40=角海老宝石)が2日、東京大田区の牧田総合病院で前日計量に臨んだ。

 両者は、明日の3日(土)に後楽園ホールで開催される「第604回ダイナミックグローブA-SIGN.BOXING」メインイベント、ライト級10回戦で拳を交える。計量後にオンライン取材に応じた両者は、「何が何でも勝つ!」と言葉に力を込めた。

 試合は当日、午後5時45分から「日テレG+」で生中継される。
 「ライト級での試合は3戦目になるが、筋肉が落ちず今回が一番仕上がりが良い」と話した伊藤は、リミットちょうどの61.2sでクリア。

 昨年12月に前OPBF東洋太平洋スーパーフェザー級王者の三代大訓(26=ワタナベ)と対戦したが、判定負けで世界ランキングを失った。試合後は引退することも視野に入れていたが「いろいろな人と話していくうちに、前回が最後の試合では格好がつかない。自分が納得のいく形を出したい」と再起を決意した。

 今回の試合に向けて伊藤は、元日本ミドル級王者の胡朋宏氏(32)と新コンビを結成。「3ヶ月間しっかりと見てもらった」と手応えを感じていた。「最近は、海外で戦っていく上で前に出るボクシングだったり、相手のスタイルに合わせてしまっていた」と振り返ると、「リングで感じたその場の感覚を活かしたスタイルを突き詰めてきた。受け身にならず、自分が試合をコントロールする」と、原点回帰で完全復活するつもりだ。
 これまで何度もスパーリングをしていた中谷正義(32=帝拳)が、6月26日(日本時間27日)に米国ラスベガスでワシル・ロマチェンコ(33=ウクライナ)とのビッグマッチに臨み注目が集まった。

 伊藤は「世界のど真ん中で戦っている中谷さんを見て悔しいし羨ましい、複雑な気持ちで見ていた。ロマチェンコは存在感を出していた」と試合の感想を口にすると、「明日の試合は『伊藤が帰ってきた』という内容を見せたい。細川さんは簡単には崩れてくれないが、1ポイント差でもいいので勝つ。背水の陣で臨む」と覚悟を示した。
 「計量の4日前には リミットになった」という細川も61.2sを測定した。昨年9月にライト級アジア3冠王者の吉野修一郎(29=三迫)に挑戦して以来の復帰戦となる。細川は「負けた者同士による試合でメリットはないはずだが、試合前からも盛り上がって皆が興味を持ってくれている。40歳でこのようなステージで試合ができていることがうれしい」と大一番に胸を躍らせていた。その上で「伊藤選手に小細工をしても仕方がない。自分が選べる戦法はそう多くはない。距離を詰めて殴るしかない。100%の細川バレンタインをぶつける」と、いつものように真っ向勝負で元世界王者を攻略しにいく。
 「前戦は基本に忠実なボクシングができるようになったが、勢いがなかった」と話した細川は「今回は、過去の自分と吉野戦で得たことをミックスして勝ちにいく。絶対に勝つ!」と必勝を誓った。

 ライト級ウォーズで敗れた両者が生き残りをかけて激突する注目の一戦。チケットは発売開始わずか2日で完売した。
 名勝負必至のカード、リング上で手を挙げられ笑顔を見せるのは――。

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