江藤兄弟がメッセージ!

　先日4日、タイ国ピサヌローク県で、WBCインターナショナルフライ級シルバー王座に挑んだ江藤光喜(白井具志堅)であったが、王者パヌムンレック・ガイヤーンハータオジム(タイ)に判定で破れ、タイトル奪取は叶わなず。
　敵地での挑戦にも、最後まで強気のボクシングを貫いた江藤光喜と、セコンドとして帯同した双子の次男・大喜が試合翌日、タイから日本のボクシングファンにメッセージを送った。

■江藤 光喜(白井具志堅)
「仕留められなかった。相手のスピードや距離感は序盤に掴めました。王者の印象はパンチもないしスピードもなかったが、ただガードは上手かった。強さは感じなかった。タイでは判定で勝てないと分かっていた。倒せなかったからベルトを取れなかった。今後の課題だと思う。試合内容で負けたつもりはない!俺をサポートしてくれた人達に、ベルトを持って帰れない事は残念です。少し体を回復させて、もっともっと練習し、俺は必ず世界王者になります。これからも応援宜しくお願いします!」

■江藤 大喜(白井具志堅)
「仕留められなかった光喜に腹が立ったけど、ビデオを見返しても1回から12回まで、手数とクリーンヒットは殆ど光喜が上回ってる。王者は酷い顔だった。公平なジャッジなら負けていないと思うが、倒せなかった時点で負け。良い経験で終わってしまったかと思ったが、俺も色々勉強になったし、皆の気持ちが高まってる」

■野木丈司トレーナー
「判定は覚悟していましたので納得している部分もありますが、日本なら点差は逆だったと思います。ただし、これからの日本のトップボクサーは、海外で勝つことが必須になってくると思います。そのために、より確実な戦術を身に付けなければと思いました。今後も積極的に、海外にチャレンジして行きたいと思います」