ドネアが夫人と来日

　WBC&WBO世界バンタム級王者ノニト・ドネア(比/米)が、このほどレイチェル夫人を伴ってプライベートで来日した。夫妻は東京に2泊後、いったん故郷フィリピンに立ち寄り、数日後に現在の住居がある米国サンフランシスコに戻る予定。

　ドネアは4日午後には日本の友人らと会食後、新宿区神楽坂の帝拳ジムを訪問。プロや練習生のトレーニングを興味深そうに視察していたが、ほどなくジムから練習着を借用して自ら体を動かし始めた。「すごく良い雰囲気のジム。気持ちいい」と言いながら、シャドーボクシングやサンドバッグ打ちなど約1時間、汗を流した。インターバルではレイチェル夫人がドネアの汗を拭いたり給水を手伝ったりと絶妙のコンビぶりをみせていた。

　同じ時間帯に練習していたWBC世界スーパーバンタム級王者の西岡利晃を見つけると駆け寄り、「こんにちは。次の試合、がんばってください」と流暢な日本語で激励。10月1日(日本時間2日)のラファエル・マルケス戦(米国ラスベガス)にも駆けつける約束を交わしていた。ちなみにドネアの予想は「マルケスのパンチには気をつけなければいけないけれど、KOでも判定でも西岡さんが勝つと思う」というもの。練習後、ふたりのチャンピオンは快くツーショットの写真撮影に応じていた。

　なお、気になるドネアの次戦だが、10月下旬か11月が有力とのこと。相手は未定。
※後日、ボクシングモバイル独占、ノニト・ドネアのロングインタビューを掲載の予定。