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[試合後会見]2021.5.21

フェザー級2冠王座戦! ベルトはどちらの手に!?

 OPBF東洋太平洋フェザー級王者の清水聡(35=大橋)とWBOアジアパシフィック同級王者の森武蔵(21=薬師寺)が21日、後楽園ホールで開催された「フェニックスバトル.77」のメインイベントで王座統一戦に臨んだ。
 "ダイヤモンドレフト"のニックネームを持つ清水が世界に向けてアピールしたのか?それとも名古屋から乗り込んできた21歳の森が2冠王者に輝いたのか?
 サウスポー王者同士による今年一番の注目カードに観客の視線が注がれた。
清水聡(大橋)が2冠王者!
 ロンドン五輪銅メダリストの清水が意地を見せた! 序盤から森が飛び込んで左を打ち込み、清水がそれを迎え撃つ形でスタートした。接近戦で意地のぶつかり合いが続き4ラウンド終了時の公開採点は三者三様。中盤、清水のショートパンチが上回ると、6回に打ち下ろしの左ストレート、アッパーを好打。8ラウンド終了時の公開採点で清水が差を広げた。その後は、距離を取ってジャブからワンツーをヒット。逆転を狙う森は左を強振したが、清水のジャブが冴えわたった。清水がWBOアジアパシフィック王座を吸収し2冠チャンピオンとなった。
「最後までスタミナを残すことができた」
 試合後に囲み取材に応じた清水は「勝つことだけに徹していた。途中まで力を出せずポイントを取られていると思ったので、6ラウンドからロングレンジに置き換えて戦ったら良い流れになった。いいパンチを入れたが(森選手は)顔色を変えなかったので効いているかわからなかった。森選手は打たれ強かった」と大粒の汗を拭いながら熱戦を振り返った。

 キャリア初の判定決着となったが12ラウンドを戦い抜き、豊富なスタミナを証明。大橋ジムの6階にある低酸素トレーニングジムでのフィジカルトレーニングが効果を発揮した。試合の3〜4日前にも、富士山の頂上に近い高度3500mに低酸素を設定して最後まで追い込んだ。
 清水は「お互いにキツい展開になっても(スタミナ面で)一歩前に出ることができる。粘り強さを見せることができた。森選手も相当な練習を積んできていると思うが、最後までスタミナを残して戦えたことは自信につながった」と胸を張った。
世界へGOサインを出した
 清水は2019年7月にWBOアジアパシフィック王者のジョー・ノイナイ(フィリピン)に初黒星を喫したが「自分のボクシングができない時期もあったが、もがきながら自分のスタイルを探すことができた。勝ったことで次につながる。まだ成長している」と今後の活躍を約束した。

 会見に同席した大橋秀行会長は「WBO世界4位の森選手に勝ったことで、チャンスがさらに広がる。海外での挑戦になると思うが、チャンスがあれば4団体どのチャンピオンでも挑ませたい」と初の世界挑戦にGOサインを出した。
日本フェザー級王者の丸田陽七太(森岡)
 この試合を観戦した日本フェザー級王者の丸田陽七太(24=森岡)は電話取材に応じ、「清水選手は攻撃の引き出しの数、前の手の使い方が上手かった。試合の作り方とそれを実行する体の強さを感じた」。「自分がチャンピオンになったことで、いずれ戦う可能性もあると思いながらじっくりと見た」と感想を口にした。
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