渡部、ここからがスタート

　今年4月、井上庸を2回TKOで破り日本&東洋太平洋ウェルター級2冠王者となった渡部あきのり(協栄)。悲願のタイトル奪取から約4ヶ月、渡部は東洋王座の指名挑戦試合として、8月4日(木)の後楽園ホールで、韓国同級王者・東洋同級1位・梁正勲(韓国)を挑戦者に初防衛戦を戦う。
　王座を奪うよりも難しいといわれる初防衛戦を目前に控えた「倒し屋」が、ボクシングモバイルに決意を語った。

日本&東洋太平洋ウェルター級王者
渡部あきのり(協栄)
■東洋王座の初防衛戦。意気込みを。
渡部　僕にとっては東洋王座の初防衛戦というよりも、王者として成長するための試合、戦いだと思っています。王者だから防衛をしなきゃいけないという気負いはないです。

■韓国王者とはどんな展開を予想する?
渡部　相手のビデオがないのでどんなタイプなのかも分かっていませんが、関係ない。自分のやりたいと思っているボクシングがあるので、相手が誰であろうと自分の思い描くボクシングを遂行するだけ。暴れるだけですよ。

■これからどんな王者を目指す?
渡部　日本と東洋のウェルター級王者になったがまだまだこれから。世界王者に、世界を獲らなきゃ本当の王者だとは思っていません。ここからがボクサー渡部あきのりのスタートです!

■モバイルユーザー・ファンにメッセージを。
渡部　これからもどんどん面白い試合をします。渡部あきのりを応援して下さい!

　渡部はタイトル奪取の試合同様、その豪腕でリング狭しと暴れ回り、韓国王者・梁を退けることができるのか。「倒し屋」の拳が唸りを上げる!

■東洋太平洋ウェルター級タイトルマッチ12回戦
王者・渡部あきのり(協栄)vs挑戦者・梁正勲(韓国)
■日時:8月4日(木)
■会場:後楽園ホール
■お問合せ:協栄ジムTEL.03-3205-3838