古橋岳也に強力な援軍!

　川崎新田ジムは2日、神奈川県川崎市内の所属ジムでリモート会見を開き、日本スーパーバンタム級1位の古橋岳也(33=川崎新田)が日本王座戦への意気込みを語った。古橋は、2021年1月22日(金)に後楽園ホールで開催される「DANGAN238」で王者の久我勇作(30=ワタナベ)に挑む。
　「川崎生まれ」、「川崎育ち」、「川崎のジム所属」初のチャンピオンを目指す古橋に頼もしい助っ人が就く。11月28日に今年度のリーグ制覇を果たしたJリーグ球団川崎フロンターレのマスコットキャラクター「ふろん太君」の派遣が決定した。

　同じ川崎市に拠点を置く川崎新田ジムと川崎フロンターレは、これまでもお互いのイベントに参加するなど友好な関係を築いてきた。今回が3度目の挑戦の古橋は「(川崎フロンターレが)一足先にリーグ優勝したので早く追いつきたい。タイトル奪取に自信があったが、ふろん太君が応援してくれるのでより心強い。1月22日は間違いなくチャンピオンになる!」とベルト獲得を確信していた。

　古橋は11月25日に等々力陸上競技場で行われた川崎フロンターレの試合を現地で観戦し、2年ぶり3度目のリーグ制覇を決めたチームを見て大いに刺激を受けた。
　ふろん太君は「川崎の仲間、古橋選手の応援に来ました。いつも応援してくれてありがとう。今度は僕が応援するよ」と想いを書いた。

　チャンピオン久我の印象を聞かれた古橋は「KO率が高く面白い試合をする選手」と話すと、「自分の方が面白い試合をする自信がある。倒して勝つ派手な試合をする選手だが、打ち合いは望むところ。お互いの長所がぶつかり合う試合でKO決着になる」とノックアウト宣言した。