10月のMVPは尾川堅一(帝拳)

　東日本ボクシング協会は7日、10月度月間三賞を発表した。最優秀賞は尾川堅一(帝拳)が選ばれた。2日のスーパーフェザー級10回戦で、西谷和宏(VADY)と対戦し、序盤にダウンを奪われた後にダウンを奪い返して、逆転判定勝ちを収めた。主要4団体(WBA/WBC/IBF/WBO)全ての世界ランキングに名を連ねている尾川から目が離せない。

　敢闘賞は堤聖也(角海老宝石)が選出された。堤は26日、元WBC世界フライ級チャンピオン比嘉大吾(Ambition GYM)とバンタム級10回戦で対戦し、ドロー。日本ランキング12位に入っている。

　新鋭賞には川満俊輝(三迫)が選ばれた。川満は3日にライトフライ級6回戦のリングで野田賢史(帝拳)から4ラウンドTKO勝利を収めた。2018年のB級デビュー以来、5戦5勝(2KO)と好成績を残している。