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下田対ラモスのメインカードでは、元世界2階級制覇王者ポール・ウィリアムス(米)対エリスランディ・ララ(キューバ/米)のスーパーウェルター級世界ランカー対決が行われた(9日、米国ニュージャージー州アトランティックシティ、ボードウォークホール)。
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○ポール・ウィリアムス(米)
12回判定(2-0)
●エリスランディ・ララ(キューバ/米)
世界戦に匹敵する注目のカード。ともにサウスポーの強打者だが、187センチの長身ウィリアムスは積極的に前に出て来るファイター寄りの好戦派で、ララは足をつかいながら間合いを計って出入りする技巧派。戦前のオッズ(賭け率)は体格や経験で勝るウィリアムスが3対1で有利だったが、試合は序盤から予想外の展開を辿った。
果敢に前に出て左右のパンチを振るうウィリアムスだが正確さを欠き、無駄打ちが目立った。逆にララは相手の肩越しに打ち込む左ストレートが面白いようにヒット。2回には左から右をフォローして元王者をふらつかせた。その後もウィリアムスはララの左に対する反応が不十分で、たびたび狙い撃ちされた。
12回判定(2-0)
●エリスランディ・ララ(キューバ/米)
世界戦に匹敵する注目のカード。ともにサウスポーの強打者だが、187センチの長身ウィリアムスは積極的に前に出て来るファイター寄りの好戦派で、ララは足をつかいながら間合いを計って出入りする技巧派。戦前のオッズ(賭け率)は体格や経験で勝るウィリアムスが3対1で有利だったが、試合は序盤から予想外の展開を辿った。
果敢に前に出て左右のパンチを振るうウィリアムスだが正確さを欠き、無駄打ちが目立った。逆にララは相手の肩越しに打ち込む左ストレートが面白いようにヒット。2回には左から右をフォローして元王者をふらつかせた。その後もウィリアムスはララの左に対する反応が不十分で、たびたび狙い撃ちされた。
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中盤になるとやや疲れのみえるララをウィリアムスが押し込む場面が見られたが、ダメージを与えるまでには至らない。ララは7回にも左ストレートをクリーンヒットして優勢を印象づけた。
前に出るウィリアムス、効率的に迎撃するララという構図は最後まで変わらなかったが、パンチの正確さ、相手に与えたダメージなどを考えるとララの勝利は不動かと思えた。ところが採点は114対114、115対114、116対114の2-0でウィリアムスに凱歌が挙がった。
昨年11月、セルヒオ・マルチネス(亜)に衝撃的な2回KO負けを喫し、これが再起戦でもあったウィリアムスは42戦40勝(27KO)2敗。同情の声が寄せられたララは17戦15勝(10KO)1敗1分。
前に出るウィリアムス、効率的に迎撃するララという構図は最後まで変わらなかったが、パンチの正確さ、相手に与えたダメージなどを考えるとララの勝利は不動かと思えた。ところが採点は114対114、115対114、116対114の2-0でウィリアムスに凱歌が挙がった。
昨年11月、セルヒオ・マルチネス(亜)に衝撃的な2回KO負けを喫し、これが再起戦でもあったウィリアムスは42戦40勝(27KO)2敗。同情の声が寄せられたララは17戦15勝(10KO)1敗1分。
左:フライデー 右:アレオーラ
なお、前座で行われたヘビー級10回戦では、世界挑戦経験もあるWBC2位のクリス・アレオーラ(米)が、39歳の古豪フライデー・アフナンヤ(ナイジェリア/米)に判定勝ちを収めている。採点は100対90、99対91(二者)。
アレオーラは35戦33勝(28KO)2敗。アフナンヤは35戦24勝(13KO)8敗3分。
アレオーラは35戦33勝(28KO)2敗。アフナンヤは35戦24勝(13KO)8敗3分。
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