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[ニュース]2011.7.7

トリプル女子世界戦開催

 9月22日に後楽園ホールで開催される「トリプル女子世界タイトルマッチ+1」の発表会見が7日、都内のT&Hジムで行われた。
 会見には、WBA女子世界ミニマム級王者・多田悦子(フュチュール)、WBC女子世界ミニフライ級王者・藤岡菜穂子(T&H)、WBA女子世界ランカー安藤麻里(フュチュール)、東洋太平洋女子ライト級王者・風神ライカ(T&H)の4選手が臨み、それぞれが意気込みを語った。
中央:多田 右:安藤
 まず、6度目の防衛戦にして王座戴冠後、初の後楽園ホールとなる多田悦子(フチュール)が「関東ではデビュー以来の登場になる。王者として"ドカーン!"と会場を盛り上げます。後楽園ホールはボクシングの好きな人が観にくる。"ダンシング"に戦いたい」と意気込みを語り、久々のホール参戦に笑顔を見せた。
 挑戦者ノンマイ・ゴーキャットジム(タイ)は元WBC女子世界ライトフライ級王者だが、10年4月に富樫直美(ワタナベ)に王座を奪われている。
中央:藤岡 右:ライカ
 続いて今年5月、アナベル・オルティス(メキシコ)から、WBC女子世界ミニフライ級王座を奪取した藤岡菜穂子(T&H)が初防衛戦に向けて決意をコメント。「カニタとは東洋の王座決定戦で戦い苦戦した。勉強させられた部分もある。今回は世界王者としてお礼の"一発"を打ち込みたい。レベルの高い試合になると思う」と、こちらも防衛に意欲を見せた。
 藤岡に挑むカニタ・ゴーキャットジム(タイ)は昨年9月、藤岡と東洋太平洋王座決定戦で対戦し判定で敗れてはいるが、藤岡を大いに苦しめた実力者である。
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 そしてWBAが新設した女子世界タイトル、初代ライトミニマム級王座決定戦に挑む安藤麻里(フチュール)が、王座獲得に向け「このビックチャンスをしっかりと活かし、世界王者になります!」と宣言。安藤と争うアマラ・ゴーキャットジム(タイ)は、昨年12月に多田の王座に挑むも判定で敗れているが、敗戦はこの1敗のみ。次世代王者候補といわれる強豪である。
 WBA女子世界ライトミニマム級は46.2kg/102Pで争われる。
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 最後に、WBC女子世界スーパーフェザー級王座次期挑戦者決定戦に挑む風神ライカ(T&H)が「必ず勝って世界戦につなげる。新しい"ライカスタイル"で挑みたい」と意気込みを語った。
 対戦相手のジェレナ・ムルドジェノビック(カナダ)は元WBC女子スーパーフェザー級王者で、ライカは07年4月にこの元王者に挑み判定で敗れている。4年5ヶ月振りの再戦で、ライカはリベンジをはたし、世界挑戦権を掴めるのか。
■トリプル女子世界タイトルマッチ+1
WBA女子世界ミニマム級タイトルマッチ10回戦
王者・多田悦子(フュチュール)vs挑戦者ノンマイ・ゴーキャットジム(タイ)

WBC女子世界ミニフライ級タイトルマッチ10回戦
王者・藤岡菜穂子(T&H)vs挑戦者カニタ・ゴーキャットジム(タイ)

WBA女子世界ライトミニマム級初代王座決定10回戦
安藤麻里(フュチュール)vs挑戦者アマラ・ゴーキャットジム(タイ)

WBC女子世界Sフェザー級次期挑戦者決定10回戦
風神ライカ(T&H)vsジェレナ・ムルドジェノビック(カナダ)

■日時:9月22日(木)
■会場:後楽園ホール
■お問合せ:フチュールジムTEL.075-254-1907 T&HジムTEL.03-3361-0209

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