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[試合後談話]2020.9.6

台風10号の中、西部日本新人王が開催!

 歴史的超大型台風10号の影響で、当初開始予定だった13時から2時間15分繰り上がって10時45分開始となった西部日本新人王戦が6日、佐賀・SAGAサンライズパークにて無観客で開催された。
次は倒す
 第4試合フェザー級4回戦では福永輝(21=沖縄ワールドリング)と鈴木絋平(37=琉球)が激突。終始、プレスをかけ続けた福永が判定勝利した。

 試合が終わるとすぐにうつむき、涙を見せた福永は、「ただただ悔しいです。倒そうとし過ぎて気負ってしまった。全員倒して新人王になりたがったが、初戦から判定になってしまい悔しいです」と言葉少な目に反省の弁を口にした。「次の試合は完璧に倒して進みたい」と次の試合へのモチベーションをさらに高めた。
最後の試合となった鈴木絋平
 一方、敗れた鈴木は今年の9月に37歳を迎えたためこれが最後の試合となった。「最後の試合が彼で良かった。カウンターを狙っていたが、相手の踏み込みが速くて合わせきれなかった。プレッシャーは強かったが、ラウンド通して自分の距離でボクシングを展開できたが、言い訳はしない」と悔しさを滲ませながらも笑顔を見せた。
左:平安山大樹(ナカザト)
右:野田知鷹(FUKUOKA)
 第3試合ウェルター級4回戦は平安山大樹(33=ナカザト)と野田知鷹(29=FUKUOKA)が拳を交えた。初回から左フックでダウンを奪った平安山が2回に右ストレートで試合を終わらせた。
デビュー戦を勝利した平安山大樹(33)
 デビュー戦を勝利した平安山は「デビュー戦で緊張していたが、無観客ということで、セコンドの声がよくきこえた。ダウンを取ったコンビネーションは練習していたパンチ。初回にダウンを奪ってから、詰めきれなかったのが大きな反省点。次に向けてしっかりと修正して行きたい」と冷静に振り返った。
また頑張ります
 一方の野田は「1発には気をつけていたがもらってしまった。冷静に対応しようとしたが、パンチに捕まってしまった、また次へ向けて練習します」と肩を落とした。

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