GBPの再開興行前日計量で15戦全KOオルティス登場

　米国・カリフォルニア州インディオのファンタジー・スプリングス・リゾート&カジノで24日、GBP(ゴールデン・ボーイ・プロモーションズ)も興行を再開する。メインイベンターとしてGBPのプロスペクト、WBA(世界ボクシング協会)ウェルター級ゴールド王者バージル・オルティス(22=米)が23日の前日計量に姿を見せた。元世界ランカーのサミュエル・バルガス(31=カナダ/コロンビア)を相手に、保持するWBA同級ゴールド王座ウェルター級王座防衛戦を行う。

　セミ格となるWBAライト級14位ヘクター・タナハラ(23=米)vsメルシト・ヘスタ(32=フィリピン)はへスタが食中毒となり試合はキャンセルとなった。

　ウェルター級リミット66.6kgをオルティスは最初0.2ポンドのオーバーとなったが、下着を脱ぎ再計量ではリミット66.6Kgと無事にクリアした。一方のバルガスは100g少ない66.5kgで合格した。

　オルティスは現在15戦全勝全KOのパーフェクト・レコードを持ち、昨年8月に獲得したWBAゴールド王座のV2戦に臨む。対するバルガスは直近5試合で2勝2敗1分となっており、コロナ禍の興行で起きている番狂わせを再び演出するかに注目が集まる。