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[オンライン講義]2020.4.18

村田諒太が東京五輪日本代表選手達にエール!

 日本ボクシング連盟主催の第一回ボクシング日本代表選手オンライン講座が18日、ロンドンオリンピック金メダリストでWBA(世界ボクシング協会)世界ミドル級チャンピオンの村田諒太(帝拳)を講師に招いて行われた。新型コロナウイルス感染拡大を受けて、今年開催される予定だった東京五輪は1年間の延期が決まった。これに伴い、選手の調整にも影響が懸念されるが、ゴールドメダリストからは心強いメッセージも贈られた。

■村田諒太選手のコメント
「多くの質問をいただきましたが、1つは、自分の人生だから、自分が後悔ないようにやるべきだと思います。成功しても、失敗しても、責任は自分です。コーチでも監督でも、誰も責任は取ってくれません。自分が納得いくように練習するべきです。また、正解、方法論を求める(これは必要なのか等)必要もなく、逆に、「何のためにやるのか」を大切にしてください。フィジカル面にしても、「筋力を鍛える」ことと「自分に合った使い方なのか」ということ、それでもフィジカルで勝てないのなら「フィジカルで勝負する」というのではなく、「違うところで勝負をしてみる」など、行き詰まった時は、発想の転換が必要です。アマチュアの選手達、意識が高かったように思います。群雄割拠の中、日本代表を勝ち取ったということは、世界に通用するということ、自信を持ってください。オリンピックは人生を豊かにするチャンスをくれます。それぞれの目標に向かって、頑張ってください」

●オリンピックは、出場することで満足してはだめ。メダル獲得は大切ですが、メダルでないと人生が変わりません。メダル獲得を目指して欲しい。
●どんな試合になろうとも、泥臭くても構わない。勝たなければだめだ。
●オリンピック前に十分な体調でもなかったし、最高の状態ではなかった。しかし、後悔のないように、自分の人生です。泥臭く勝ちに行きました。
●オリンピックの時は、笑顔をつくってリラックスすることを心掛けましたが、今は緊張しているときは緊張している顔をしてもいいと思っています。自分のペースが大切だと思っています。心と心を戦わせないで自然体で試合に臨むことが大切だと思っている。
●日本の選手はレベルが高い、自分を信じて頑張って欲しい。

1つ良い話を

「息子が、滑り台を逆走して上まで行こうとしていましたが、なかなか登りきれず、嫁が、『ゴールがもっと上だと思って、走り抜けてみなよ』と言ったら、簡単に登り切りました」 こういった精神も大切かなと思います。皆様のご活躍を期待しております。お互い頑張りましょう!

東京五輪日本代表団

■東京五輪日本代表:田中亮明 選手
 村田さんの話を聞いて、改めてオリンピックは特別な舞台であり、メダルを取りたいと思う気持ちが高まりました。

 村田さんと成松さんの対談を聞いていて、オリンピックまでの期間を自分は信頼している監督、トレーナ、コーチがいるので、その人たちの力を借りて、自分が満足いく、どんな結果でも納得できるようなトレーニングを積み、オリンピックを迎えたいという気持ちがより高まりました。
 村田さんは今あるものでどれだけ戦えるかがカギと言っていましたが、今自分はこのコロナで延期になったことをきっかけに、自分にないものを身につけるトレーニングをしています。弟(恒成)、トレーナである父、フィジカルトレーナーの力も借りて、たくさん話し合いも重ねながら、このような期間ですが、トレーニングに関しては充実して過ごせています。なので正直なところ、質問は考えつきませんでしたがが、話をきいていて、メダルを取りたいという気持ちはものすごく高まりました。村田さんありがとうございました。

■東京五輪日本代表:成松大介 選手
 今日は超一流の村田さんからいろんな話し、そして質疑にも答えていただきとても有意義な時間を過ごせました! 今後の自分のボクシング人生に反映させたいと思います!

■東京五輪日本代表:岡澤セオン 選手
 村田選手の、金メダルを取った先にある景色の話を聞いて、より一層そこに辿り着いてその景色を見たいという気持ちが高まりました。また、村田選手は自分自身の内面ととても向き合っていらっしゃると感じました。
 テレビで拝見しているとフィジカルだったりボクシングの強さに目がいってしまうのですが、こうして直接お話を聞かなければ分からなかったことだと思います。自分も、ボクシングの技術だけでなく精神面での鍛錬にも力を入れたいと思いました。

 村田選手に自分の夢をお話しして「できるでしょ!」と言って頂けたことが1番深く印象に残っています。

 金メダリストの景色を一度見た方が言うことは間違い無いと思うので、2連覇もしくはその先を目指して夢の実現の為に頑張りたいと思えました。最後に、ボクシングを誉めて頂けた事がとてつもなく嬉しかったです(笑) 貴重なお話とそれを聞く機会を頂き、ありがたかったです。

■東京五輪日本代表:森脇唯人 選手
 今回このような機会を作っていただき本当に感謝しています。まだまだ沢山聞きたいことがあったので、また個人的にお話し出来る機会などが有れば嬉しいです。

■日本代表:梅村 錬 選手
 自分が何をどう行動すればいいのかが整理できました。自分はいろんな人の話を聞いて、全部受け入れようとしてしまうところがあります。村田さんのお話を聞いて、まずやってみて合わないと自分が感じたら、やめるという決断、勇気も必要だということ。逆に合うと感じたことは集中して取り入れていくという判断と、その自分のことを信じ、貫くことがオリンピックで金メダルを獲得するために大切なことであること。

 格好なんてどうでもいい、勝つために自分の一番得意なボクシングに持っていくこと、自分を貫くことが大切なことだとわかりました。

 また、フィジカル面の強化のお話では科学的トレーニングで重量を上げて筋肉などをつけるのではなく根本的な体の使い方を見直すフォースタンス理論を自分も行ってみようと思いました。81kgで自分は身体で押し負けてしまうことがあると思っていたので、このお話を聞いて自分が強くなるためのヒントだと思いました。
 村田さんは自分のずっと憧れの選手だったので、貴重なお話しを聞ける時間を作ってくださり本当にありがたいです。このお話を聞いて、自分も最終予選に向けてのモチベーションになり、自分が強くなるための沢山のヒントも頂けました。

がんばれ、日本!Blue Rose!!

■東京五輪日本代表:並木月海 選手
 今回、村田選手の講義を聞けた事凄く自分自身のためになったと思いました。まず今新型コロナウイルスの影響でオリンピック延期という状況になり自分自身のモチベーションをどのようにしていこうかと考えてました。

 自分自身、延期前と同じモチベーションで今からやるのは本番まで持つか凄く悩んでいました。

 そこで村田選手が切らさず程度で今から延期前と同じは難しいと言われ少し安心した気持ちになりました。今は走りや家出できる体幹トレーニングなどをして今できる事をしっかりやって行きたいと思います。
 オリンピックで活躍する為にする事、そしてオリンピックがゴールだけではないスタートでもある事も分かりました。話を聴いて感じたのが村田選手が「試合で練習通りなんて出来ないでも練習した事しか試合では出せない。」とおっしゃったこと、分かっていた事ですが、改めて気づかされました。
 村田選手の経験談から参考にしたいと思ったのが、新しい事をたくさん取り入れようとしなくて良いのだということでした。オリンピックが1年延期になり大陸予選での課題なのが明確に分かったこの時期に練習内容を考え始めようとしていたので凄く参考にさせてもらおうと思います。
 そしてオリンピックで金メダル獲るにはどんなに泥臭くても、カッコ悪くても、「勝つ!」って強い気持ちなんだと思いましたし、自分もオリンピックまでに誰よりも練習したと胸を張って言える事、そしてリングの上で何がなんでも勝つ気持ちを持って戦えたらなと思いました。
 今回の講義で聴いた事感じた事をこれからのボクシング人生に活かしていきたいと思いました。

■東京五輪日本代表:入江聖奈 選手
 私は強い相手とする時とかは開き直れるんですが、初戦は寝る時から緊張してしまう方でどう向き合えばいいのかな、と思っていました。でも村田さんの心と心を喧嘩させない、緊張を受け入れるっていうのも一つの方法なんだと分かりました。

岡澤セオン!東京五輪日本代表

■日本代表:濱本紗也 選手
 今回、村田選手に質問させて頂いたことで、満足にボクシング練習が出来ない中、不安に思っていたことや、今まで自分だけじゃ答えが出なかったこと、自分の中で納得できなかった部分が納得でき、落とし込めたように思います。
 私はメンタルケアの面で、考えていたのですが、成松さんの質問や、村田選手が初めに仰ってくださったモチベーション維持に関して、私自身悩んでいたので、お話を聞かせて頂いて、自分の気持ちを整理でき、前向きな気持ちになれました。

 村田選手の仰ったように、今出来ていない環境に焦るのではなくて、割り切って前に進んでいこうと思います。

■日本代表:鬼頭茉衣 選手
 プロ、アマチュア両方で頂点を極めた人から直接お話を聞ける経験は大変貴重で、充実したオンライン講義でした。

 科学的な視点から、自身の体験談、など様々な視点での学びがありました。

 私自身は試合前になると、あれもしようこれもしようと、どちらかというと意気込みすぎて、空回りしてしまうタイプなので、脳の司令数の話や、瞑想などのお話は非常に参考になりました。また、私自身の質問で、強いフィジカルについてお伺いしましたが、筋力トレーニングだけの視点ではなく、身体の使い方にも目を向けるようご指摘は、自身になかった視点でしたので、非常に勉強になりました。頂点を極める方は、ボクシングだけでなく、考え方一つ取っても一流で、自分の中に芯があるなと感じました。私も自分の中での信念や考えを持って、ボクシングに取り組んでいこうと思いました。ありがとうございました。

■日本代表:津端ありさ 選手
 自分の体を知る事や、その使い方、自分がどうなりたいかを考えながら筋トレをしていく事など、ただ言われた事をやるだけでなく、自分がどういうボクシングをして勝つのかしっかりイメージする事が大切だと考えました。身体だけでなく、精神的にも緊張する試合の中で最大限に力を発揮するために、日頃の身体的トレーニングも取り組んでいこうと思いました。

ロンドン五輪2012

■選手の質問に村田が回答

〇成松大介選手:
普段の練習は、自分のペースでやっていますが、合宿等では自分の練習が出来ていないときがあります。どうしたらいいでしょうか?
●村田選手の回答:成松選手は、選手としての経験は豊富です。自分のやってきたことを信じて自分のペースを守ること、もしくは全体練習の中で内容を濃いものにするかを意識してみても良いと思います。

〇岡澤セオン選手:私はアマチュアボクシングが好きで、この世界で戦っていきたい。しかし、プロのように派手でもない稼ぎもできないのが現状です。今後、どのようにやっていくことが考えられるでしょうか。
●村田選手の回答:オリンピックに一度出るだけでは長期的に注目されないことがほとんどなので、東京五輪でまず結果を残して次の五輪でも結果を残す必要があると思う。やはり、オリンピックにおいて金メダルをとることは重要ですし、連覇することでメディア露出が多くなるので世間への印象が残ります。高い志が重要です。

エンダム戦に敗れた瞬間の村田諒太。

〇濱本選手:アッサン・エンダム選手との第1戦では判定で敗れましたが、私は勝っているように見えました。しかし、村田選手は紳士的に対応していました。あの時の心境を聞かせてください。
●村田選手の回答:私自身も勝っているかと思いましたが、第三者から見た結果ですので負けを受け入れる選択肢しかありませんでした。受け入れられないのであれば誰が見ても必ず勝っていたと言える内容を目指すしかない。

〇森脇選手:私は筋トレをしません。スピードが落ちると思うからです。懸垂程度ですが、筋トレについて、どのようにお考えですか?
●村田選手の回答:筋トレでベンチプレスなどの数値が上がっても、パンチ力に有異性は見られず、怪我も多いから、柔軟重視のトレーニングに変えました。ですが、結果が出た事の根拠は、もしかしたら筋トレの要素もあったかもしれないし、一概に、必要、不必要論では片付けられない。それよりも大切なのは、何のためにするのか、という目的だと思います。

〇鬼頭選手:私はウエルター級ですが、海外の選手は大きくてフィジカルも強い印象があります。村田選手が海外の選手にフィジカル面で負けないためにしたことがありますか。
●村田選手の回答:自分のスタイルを見つけることが重要です。私はプロゴルファーの方に4スタンス理論を教えていただき、私の重心は前傾が望ましいようで今まで立っていた重心を前傾に修正しました。フィジカルトレーニングで戦えるのであればそれはそれでいいですし、自分に合ったスタイルに変えるのも選択肢だと思います。


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