辰吉寿以輝「もちろんぶっ倒して勝ちます」

　日本バンタム級5位の中村誠康(TEAM10COUNT) と日本スーパーバンタム級14位の辰吉寿以輝(大阪帝拳)が16日、大阪市内の日本ボクシングコミッション関西事務局で前日計量に臨んだ。試合は明日のエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第2競技場)で開催される「ドラマチックボクシング.81」のメインイベントで拳を合わせる。両者はアンダーで計量をパスし意気込みを語った。
　試合の模様は、17日午後6時からインターネット放送「あすリート　辰吉寿以輝　第13戦」で全試合視聴。
 

　スーパーバンタム級リミットの55.3kgから400gアンダーの54.9kgで秤を降りた辰吉は、「相手の印象は全くないですね。俺の方が強いなって思ったくらいです」と初対面の印象を語った。「自信に満ち満ちているので、問題ないです。明日はしっかり倒して勝ちます」と年内最後もKOで締めくくると語った。

　一方、初のアウェイ戦となる中村は、200gアンダーの55.1kgでパス。「4月から試合の期間は少し空きましたけど、調整は上手くいきました。辰吉選手は名前のある選手ですし、話が来たときはすぐに返事をしました」と対戦を心待ちにした様子。「僕も打ち合うのが得意なので、明日はしっかり打ち合って勝ちます」と、こちらも自信をみなぎらせた。

　中村は、今年4月に3年ぶりの復帰戦で当時日本バンタム級9位の高橋竜也(土浦)に判定勝ちを収めランキング入りし、ランカーとして初の大阪入りとなった。対して、辰吉は12戦全勝と順調に勝ち星を重ねて念願の上位ランカーとの対決に意欲を燃やす。来年にはタイトル戦に絡みたい辰吉の落せない一戦はエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第2競技場)で午後18時15分に第1試合のゴングがなる。