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[試合後談話]2019.11.2

挑戦権を懸け息詰まる熱戦!

 前日本スーパーウェルター級王者で同級1位の新藤寛之(33=宮田)と同級2位の清水優人(31=木更津グリーンベイ)が2日、後楽園ホールで開催された「ダイナミックグローブ」のセミファイナルで来年のチャンピオンカーニバル出場を懸けて拳を交えた。
清水が競り勝った
 サウスポー新藤がワンツーを軸に攻め込むが、清水の右ストレートをボディにもらうとバランスを崩して尻もちをつき、レフェリーはダウンを宣告。2〜4回は新藤がタイミングの良い左ストレート、右フックを好打し失点を挽回したが、5回以降は清水が前に出てワンツーで顔を弾き見栄えの良さをアピールした。すると後半は手数が減った新藤を攻め立てポイントを連取した。
この勝利は大きい
 接戦を制した清水は、「相手の方がパンチを当てるタイミングが上手く、対応するのに時間がかかったが勝てて本当に良かった。ファイタースタイルで新藤さんに勝つことができたのは自信につながった」と声を弾ませた。来年のチャンピオンカーニバルで2度目のタイトル挑戦となる清水は、「松永選手は前に出てくるタイプなので迎え撃つ形になると思うが必ず勝ちたい」とベルト奪取を誓った。
手数は出しているつもりだったが…
 一方、5月の日本王座戦に続き、連敗を喫した新藤は、「全体的にやりたいことができなかった。相手はパンチを当てさせてくれずやりずらかった。自分自身に納得がいかないし情けない」と肩を落とした。
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