京口紘人「世界王者らしく戦う」

　WBA世界ライトフライ級タイトルマッチに出場するスーパー王者の京口紘人(ワタナベ)と挑戦者で同級1位の久田哲也(ハラダ)が30日、大阪市内のエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・会議場)で調印式と前日計量に臨んだ。京口は会見で「圧倒して勝ちます」と意気込んだ。

　調印式を無事に終えた京口は、「大阪で試合をするのはチャンピオンになってからの夢でもあったので、しっかり地元の大阪で凱旋試合を勝ちたいと思います」と挨拶すると、「チャンピオンはどちらなのかっていうことをはっきりわかる試合にします」と自信を見せた。
　京口はオレンジ色の8オンス日本製のグローブを選択。

　続いて、久田は「明日は僕がチャンピオンになる日だと思っています。この試合をするにあたり、色々な方にお世話になってここまできました。感謝の気持ちでリングに上がります」とベテランらしく語った。「皆さんは僕がスロースターターだと思って心配してくれますが、大丈夫です。行くしかないのでガンガンいきます」とファイトプランを明かした。
　久田は白色8オンス日本製のグローブを選択。

　調印式後、計量した京口は48.9kgのライトフライ級リミットで計量をパス。続いて、久田は48.8kgの100gアンダーで秤を降りた。

■WBAオフィシャル陣
レフェリー:浅尾和信(日本)
ジャッジ: シルベストレ・アバインザ(比)
ジャッジ: セルジオ・カイズ(米国)
ジャッジ: 池原信遂(日本)
立会人: レンツオ・バグナリオ(ニカラグア)