中谷潤人と高山涼深が次戦をアピール

　東日本ボクシング協会選考の6月度月間賞の表彰式が8日、後楽園ホールで開催された「ダイヤモンドグローブ」で行われ、2戦連続MVPに輝いた日本ミニマム級王者の田中教仁(三迫)は怪我の治療により欠席したが、敢闘賞の日本フライ級王者の中谷潤人(M.T)、そして新鋭賞の高山涼深(ワタナベ)がリングに上がり、受賞の喜びと次戦の抱負を語った。

　プロ2戦目で韓国人ファイターを初回TKOで下したことが評価された高山は受賞を喜ぶと、「この賞に満足せず上を狙えるボクサーになる。10月19日に兵庫で日本ユース王座戦が決まっているので、KOで勝って必ずチャンピオンになる」と誓った。

　また、10月5日(土)に後楽園ホールでWBC世界ライトフライ級13位ミラン・メリンド(比)との世界前哨戦を控える中谷は、「このような賞を再び頂き光栄」と感謝し、「世界に向けての大事な一戦をしっかりとインパクトのある勝ち方をする」と決意した。