試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
18日、後楽園ホールで開催された第95回ダイナマイトパンチ。メインイベントには東洋太平洋スーパーフライ級王座決定戦がラインナップ。同級1位・赤穂亮(横浜光)と同級2位フレッド・マンドラビー(豪州)が王座を争った。
"日豪無敗対決"は、1回から波乱の幕開けに。両者の左フックが相打ちになるも、赤穂のフックが僅かに早くマンドラビーを打ち抜きダウンを奪う。ここから赤穂は、王座奪取へ向けてダウンを積み重ねて行く。
"日豪無敗対決"は、1回から波乱の幕開けに。両者の左フックが相打ちになるも、赤穂のフックが僅かに早くマンドラビーを打ち抜きダウンを奪う。ここから赤穂は、王座奪取へ向けてダウンを積み重ねて行く。
赤穂、初戴冠
赤穂は3回に右クロスで、5回には再び右クロスと左フックでマンドラビーをマットにダイブ。5回終了時マンドラビーを棄権に追い込み、東洋太平洋スーパーフライ級王座を圧巻の試合運びで獲得した。
新王者となった赤穂は、リング上でマイクを握り「先日、宮川会長が他界しました。これからも横浜光ジムスタッフ一同は頑張って行きます。赤穂共々、応援お願いします」と深々と頭を下げ、ファンに感謝の意を表した。
新王者となった赤穂は、リング上でマイクを握り「先日、宮川会長が他界しました。これからも横浜光ジムスタッフ一同は頑張って行きます。赤穂共々、応援お願いします」と深々と頭を下げ、ファンに感謝の意を表した。
試合後の両者
初黒星を喫したマンドラビーは「赤穂は良い選手。非常にパンチが強かった」と新王者を称える。そして赤穂の控室に出向き、戦った記念にブーメランをプレゼント。しかしアゴを骨折しており、マンドラビーは病院へ直行することになった。
喜びの光ジム
新王者・赤穂は控室で佐々トレーナー・石井会長代行に挟まれ、笑顔で会見を開いた。「試合前、佐々さんがきっと会長が観に来ているよって。会長から直接いわれてないが、赤穂は世界王者になれるって言ってくれていた。最後に会長が作ったチャンス。KO宣言はしたが勝てて良かった」とベルトを見つめる。ここで石井代行も「左フックはシビれた。赤穂らしい試合だった」と新王者を絶賛。
宮川会長の他界は影響したかと尋ねられ赤穂は「会長あっての光ジム。これからどうなるのか心配だった。だけど俺がジムを引っ張って行くんだって。石井代行や李先輩の試合を観て勇気をもらってきた。今度は俺がやるんだって気持ちになった」と胸の内を明かす。
宮川会長の他界は影響したかと尋ねられ赤穂は「会長あっての光ジム。これからどうなるのか心配だった。だけど俺がジムを引っ張って行くんだって。石井代行や李先輩の試合を観て勇気をもらってきた。今度は俺がやるんだって気持ちになった」と胸の内を明かす。
マンドラビーからの贈り物を手に
最後に赤穂は「マンドラビーはパンチが硬かった。試合では熱くならないって決めていた。24歳でケンカボクシングじゃ駄目だと思っている。だけどマンドラビーは俺より年下。1対1の殴り合いでは負けられない」とヤンチャな笑顔を見せた。
先輩・李冽理と
同門の先輩・李冽理も「光ジムがこんな時期に良いニュース。赤穂に勇気をもらった。勝利に感謝している。おめでとう!」と、赤穂の東洋戴冠を我が事のように喜んでいた。