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[試合後談話]2019.1.31

復活を懸けた一戦は衝撃KO決着!

 大保龍球(23=神奈川渥美)と林慶太(21=TEAM10COUNT)が31日に後楽園ホールで開催された「DANGAN」のメインイベント、スーパーフェザー級6回戦で対戦。昨年の東日本新人王準決勝からの再起を図る両者は、初回から激しいパンチの交換を見せた。
大保が豪快に倒した
 まずは大保がダイナミックな右フックを繰り出し先制攻撃。対する林も真っ向から打ち合い会場を沸かせた。2回、大保は左ボディで効かせると連打でダウンを演出。さらに左フックで2度のダウンを追加しレフェリーストップを呼び込んだ。
6勝目を挙げた
 再起戦を勝利した大保は、「6ラウンドフルに戦うつもりで最初から攻めた。普段より1階級上での試合だったが、パンチをもらっても我慢できると思い打ち合った。KOで勝つのは気持ちが良いですね」と満面の笑みを浮かべた。前日本ユース・ライトフライ級王者で日本同級3位の大保龍斗(横浜さくら)を兄に持つ龍球は、「兄がユース王者になった時、うれしさもあったがそれ以上に悔しさの方が大きかった。自分も今年中にユース王座のベルトを巻きたい」と抱負を口にした。
大保兄弟と左:岡山リョウトレーナー 右:本田秀伸会長
 弟の勝利をリングサイドで見守った龍斗は、「いつもは顔面ばかり狙うが、今日はしっかりとボディも打っていた。一方的に攻めたが、これからは相手にパンチを出させる駆け引きも必要になってくる」とコメント。3月に日本タイトル前哨戦を控えるが、「ここで負けたらタイトルなんて言えないので、次もしっかり勝ちます」と拳を握った。

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