連続13KOは!?

　初回、ワンツーからの左ストレートでサウスポーの挑戦者ポンティージャスが王者仲村からダウンを奪う。立ち上がった仲村だが二度目の左ストレートをもらうと大の字にダウンしレフェリーストップ。

敗れた仲村の会見
■今日の試合の感想は?
いつもと変わらず良い雰囲気で試合に入れた。ただ少し動きが固かったかもしれない。
■ダウンに関して?
一度目のダウンの後、自分では意識もハッキリしていたので効いてないと思ったが、ビデオを見て(二度目のダウンまでの)時間帯を考えると効いていたのかも。
■サウスポーが相手でしたが?
アマ時代には半分以上がサウスポーを相手に試合をしているので、苦手意識はなかった。左のストレートには気をつけていたが、ノーモーションから伸びてきた。相手のほうが一枚上手だった。
■今後に関して くやしい。このまま終わってやるか、という気持ちだが、まずは負けを素直に認めて、一からがんばり直します。

新王者ポンティージャスの独占インタビュー
■仲村の動きはどうでしたか?
試合がすぐ決まったから、よく分からないよ。
■試合を決めたワンツーは?
狙っていたパンチだよ。トレーニングもきちんと出来てたからね。
■再戦に関しては?
彼が望むのならやってもいいよ。
衝撃的なKO劇とは裏腹に笑顔で答えてくれた。

■仲里会長は試合後の囲み会見で「挑戦者の左は警戒していたが、ここまで12連続KOで来たので本人は緊張していた。」と試合を振り返り「負けても良いからやらせたかった。相手は強かったね。」とポンティージャスを称え、今後に関して「ウェイトも大きくなって減量がきつくなっている。次は階級を上げていくので、動きが良くなると思う」と話し、最後は「とにかく怪我がなくてよかった。」と仲村を気遣った。