下川原、いつか必ず!

　先月27日、大川泰弘(ワタナベ)と対戦した下川原雄大(角海老)は、距離を活かしたノーモーションの右ストレートを打ち込み、大川を5回TKOで破る快勝を見せた。この勝利で、下川原は日本ウェルター級3位にジャンプアップ。日本王座初挑戦に向けて大きな弾みとなった。
　日本ウェルター級戦線でいま最も勢いに乗る「熱血漢」下川原雄大は、タイトルマッチのリングまでノンストップで駆け抜ける。

日本ウェルター級3位
下川原 雄大(角海老宝石)
■今年2連勝となった大川戦を振り返って。
下川原　前回の千葉戦よりもキャリアを積むことを考え色々とできました。今までタイトル挑戦も近いと言われ、僕自身焦っていた部分もあった。そういった部分を一回リセットし、自分のスタイルを再確認しながらボクシングができた。やらなければならない戦いが分かりかけた試合だった。

■日本ランクも3位に。タイトルが見えてきましたね。
下川原　組まれた試合を一戦一戦クリアし、気がついたらタイトルマッチのリングが良いですね。でも初挑戦が決まれば最高です。去年の最強後楽園決勝で渡部選手に負けていますが、あの試合は勝ちたい気持ちをリングで教えてもらった。渡部選手の気持ちが僕より上回っていた。今度は渡部選手に気持ちを返したいです。

■王者の名前が出ましたが、渡部選手にメッセージを。
下川原　渡部チャンプには最強後楽園で勉強させてもらった。いつかタイトルマッチの舞台で、僕の勝ちたいっていう強い気持ちを伝えたいですね。

■最後にモバイルユーザー・ファンにメッセージを。
下川原　これから僕のボクシングが、戦いがもっと楽しくなります。必ずチャンピオンになりますので、下川原雄大を応援お願いします!