元OPBF王者の太尊康輝が移籍!

　元OPBF東洋太平洋ミドル級王者の太尊康輝(25)が、古巣の大阪・六島ジムを離れ、東京・大塚の角海老宝石ジムに移籍したことが分かった。左のパワーファイターとして12年4月にデビューした太尊は、翌年の新人王戦にエントリーすると東軍代表の清野航(石橋)を初回KOで下し全日本ミドル級新人王に輝いた。

　その後連続KO記録を7に伸ばし、15年11月に挑んだ初のタイトル戦は、日本・OPBF同級2冠王者の柴田明雄(ワタナベ※引退)に7回TKO負けを喫しベルト奪取に失敗したが、その一年後に大阪でドゥワイト・リッチー(豪)を判定で破りOPBF王座を獲得。その後2度の防衛に成功し、昨年12月にホームで迎えた3度目の防衛戦およびWBOアジアパシフィック王座決定戦で秋山泰幸(ワタナベ)に5回TKO負けを喫し、リングから遠ざかっていた。戦績は18戦13勝(11KO)3敗2分。