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[メキシコ情報]2018.10.28

マリアナ・フアレスが7度目の防衛戦

 WBC(世界ボクシング評議会)女子バンタム級王者のマリアナ・フアレス(38=メキシコ)が27日(日本時間28日)、メキシコ・サン・ルイス・ポトシ州で挑戦者スーシー・ラダマン(39=豪)を迎えて7度目の防衛戦に臨んだ。メキシコ国内で人気を博すフアレスが、開始からジャブで距離を作り右ストレートを好打した。
フアレスがベルトを守った
 ペースを握ったフアレスは毎ラウンドにわたり、相手をロープに詰めると連打でポイントを加点。7回以降はノックアウト寸前まで追い込んだが、ラダマンの粘りもあり試合終了のゴングを聞いた。フアレスが3-0の判定勝ちでタイトル防衛に成功した。母国で強さを見せたフアレスは戦績を64戦51勝(18KO)9敗4分け、タイトルを奪還することができなかったラダマンは、30戦27勝(12KO)3敗。
右:チャベス
 同日、メキシコ・シナロア州クリアカンでは、元世界3階級制覇王者フリオ・セサール・チャベス氏の次男、オマール・チャベス(28=メキシコ)がニコラス・ルゥケ(28=アルゼンチン)とミドル級10回戦で対戦した。
 初回からチャベスが右ストレートを軸にプレスをかけるが、4回に入ると早くも疲労の色が見え打ち終わりを狙われた。6回には手数が減りラウンド終盤に連打を食らった。試合中、父親のフリオがコーナーで発破をかけるが、チャベスはギアを上げられず。10回、ルゥケがゴングと同時に攻勢をかけるが、チャベスも意地を見せて試合終了となった。ジャッジは3者ともに96-94でチャベスを支持した。連敗を脱出したチャベスは43戦37勝(24KO)5敗1分、一方のルゥケは16戦10勝(1KO)6敗。

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