池山直と宮尾綾香の元女子王者が復活を懸けて激突!

　元WBA女子世界アトム(ライトミニマム)級王者の宮尾綾香(35=ワタナベ)と元WBO女子世界同級王者の池山直(49=フュチュール)が11月20日(火)、後楽園ホールでWBA女子世界アトム級暫定王座を争うことが決まった。
　当初は、宮尾が王者のモンセラット・アラルコン(メキシコ)に挑戦する予定だったが、アラルコンの怪我により中止。WBAは急遽暫定王座を設け、池山との決定戦を22日に承認した。

　二人は2年前に対戦し、この時は宮尾の挑戦を受けたWBO王者の池山が6回TKO勝ちし、5度目の防衛に成功した。この試合で宮尾は膝を痛め、1年5ヵ月もの間リングから遠ざかったが、今年6月のノンタイトル戦で4回TKO勝ちし復帰に成功。15年10月の王座統一戦でWBC王者の小関桃(青木※引退)に敗れWBAタイトルを失った宮尾は、復帰2戦目で世界王座返り咲きのチャンスを掴んだ。
　一方、池山は今年7月、岩川美花(高砂)に判定で敗れ、4年3ヶ月間で6度防衛したWBO王座から陥落。試合直後は引退を表明していた。