グリーンツダがトリプルタイトルマッチを発表

　日本スーパーフライ級チャンピオンの奥本貴之(グリーンツダ)と日本ウェルター級チャンピオンの矢田良太(グリーンツダ)、さらにグリーンツダが期待をかける日本スーパーフライ級21位の那須亮祐の3選手が10日、大阪市内のジムで次戦の発表会見を行った。両チャンピオンの防衛戦は12月9日(日)、エディオンアリーナ大阪・第2競技場(大阪府立体育会館)開催の「CRASH BOXING vol16」で行われる。日本スーパーフライ級チャンピオンの奥本は同級9位の橋詰将義(井岡)と初防衛戦。また、日本ウェルター級チャンピオンの矢田は同級7位の藤中周作(金子)を迎えて2度目の防衛戦に臨む。さらに那須は同日、日本ユース・スーパーフライ級王座決定戦で中村祐斗(市野)と拳を交えることが発表された。
 

　会見の冒頭、本石昌也会長は「グリーンツダジムは今年に入り、ウェルター級とスーパーフライ級の日本タイトル2階級制覇を達成しました。次の興行では初めてトリプルタイトルマッチを行います。メインではウェルター級チャンピオンの矢田が同級7位の金子ジムの藤中周作選手と2度目の防衛戦、さらにスーパーフライ級の奥本は同級12位の井岡ジムの橋詰将義選手を迎えます。最後になりますが、新しいタイトルとして、那須が日本ユーススーパーフライ級王座決定戦で市野ジムの中村祐斗選手とタイトルを争います」とトリプルタイトルマッチの詳細を発表した。

　2度目の防衛戦を迎える矢田は「次の2度目の防衛戦は必ずぶっ倒して、会長に次は東洋太平洋のタイトルを狙えると言ってもらえるような試合をしたいと思います。藤中選手は僕と一緒でイケメンですし、フィジカルも強そうなので『ムキムキイケメン対決』を制したいと思っています」と意気込んだ。
 

　続いて初防衛戦が決まった奥本は、「12月9日は初の防衛戦なので、チャンピオンらしい試合でKOしたいと思いますので、応援よろしくお願いします」と拳を握った。
 

　最後に、初のタイトル挑戦が決まった那須は「相手はパンチもあってタフで上手さのある選手ですが、僕がそれ以上に強いことを証明したいと思います。応援よろしくお願いします。この試合は会長にチャンスをいただいたので、勝って恩返しがしたいです」と語った。