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[ニュース]2011.5.3

パッキャオvsモズリーみどころ

WBO世界ウェルター級タイトルマッチ

マニー・パッキャオ対シェーン・モズリー

6冠王者有利の声が大勢占めるも番狂わせの可能性も…

 オスカー・デラ・ホーヤ(米)と並ぶ史上2人目の6階級制覇チャンピオン、パッキャオ(32歳)が57戦52勝(38KO)3敗2分。ライト級、ウェルター級(3度)、S・ウェルター級で計5度の戴冠実績を持つ3階級制覇チャンピオン、モズリー(39歳)が54戦46勝(39KO)6敗1分1無効試合。ともに近年のボクシングシーンを牽引してきたスター選手である。

この両雄の対決は6対1というオッズでパッキャオ有利に傾いているが、それは知名度や勢い、さらに期待度などボーナス・ポイントも含めた数字と見るべきだろう。単純に戦力を比較した場合、両者の間には決定的な大差はないといってもいい。試合そのものの流れや小さなミスが勝敗を左右する可能性が高そうだ。

 今回の試合に備えパッキャオは自国フィリピンで調整後、3月末に渡米。4月からフレディ・ローチ・トレーナーと再合流してスパーリングを重ねてきた。2001年から10年のコンビとなるローチ・トレーナーは「初回からプレッシャーをかけていけばモズリーは耐えられなくなるだろう。彼のキャリアに初めてのKO負けが刻まれるはずだ」と強気な発言をしているが、パッキャオ自身は慎重な態度を崩していない。「誰と戦うときでもそうだが、KOが目的なのではなく勝つためにベストを尽くす。私はチームの作戦どおりに戦うだけ」

 これに対しモズリーはKO勝ちにこだわりをみせている。「予想で不利といわれていることは知っているが、気にしていない。私はただ勝つだけではなく、倒して勝ってみせる」39歳の意地を見てとることができる。

 パッキャオが序盤で早々と主導権を握るようだとKO防衛の可能性が高まりそうだ。サイドから揺さぶりをかけたうえで鋭く踏み込んで左ストレート一閃---そんなシーンが現実のものになるかもしれない。

 モズリーが勝つには、まず先手をとることが必須条件となりそうだ。自らサイドに出てパッキャオの死角から仕掛け、接近戦ではチャンピオンのウィーク・ポイントであるボディを攻めたいところ。モズリーの左脇腹打ちがキー・パンチになる可能性は高い。

 このところ終盤に失速の傾向があるモズリーとすれば、できれば中盤までに勝負を決めたいはず。それが叶わない場合でも大差をつけて終盤を迎えたい。

 パッキャオ有利は当然としても、展開しだいでは番狂わせもあり得るカードといえる。

-ボクシングライター原功-
-WOWOW提供-

※ボクシングモバイルではアンダーカードを含め、パッキャオvsモズリーを現地から速報でお伝えする予定です。

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