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[試合後談話]2018.8.17

清水聡が関西の刺客を迎えてV3戦

 OPBF東洋太平洋フェザー級タイトルマッチが17日に後楽園ホールで開催された「フェニックスバトル.64」のセミファイナルで行われ、王者の清水聡(32=大橋)がOPBF同級10位の河村真吾(28=堺東ミツキ)を迎えて3度目の防衛戦に臨んだ。6戦全勝(6KO)の清水はパーフェクトレコードを更新したのか、それとも関西からベルトを狙いにきた河村がアップセットを起こしたのか――。この試合の模様は18日に深夜27時30分から関東ローカルのフジテレビ地上波で放送される。
ダイヤモンドレフトが炸裂!
 サウスポー同士の試合は、前半勝負を公言していた挑戦者の河村が積極的に攻撃を仕掛けると、左ストレートで顔をのけぞらせた。2回、清水はプレスをかけて固いパンチをコツコツ当てていくと、河村の左目下がみるみるうちに腫れ出した。4回、清水は前に出てきた相手に左カウンターを決めてダウンを演出。立ち上がったところに左ボディから連打でストップを呼び込んだ。
世界は急がない。しっかり準備する
 3度目の防衛に成功した清水は「空振りさせて疲れさせてから攻める作戦だった。1ラウンド中盤くらいでパンチの軌道が分かった。調子が上がって良い試合だった」と手応えを掴んでいた。西日本豪雨で実家のある岡山・総社市が被害に遭った清水は「岡山の人たちに元気を届けたいと思いながら試合をしていた。勝利を届けることができてうれしい」と白い歯を見せた。
もっと続けたかった
 一方、悔しい結果となった河村は「作戦は特になく、自分のしてきたことを出そうと思った。相撃ちの左カウンターに手応えがありイケると思ったが…。一発をもらいリズムに乗せてしまった。これがキャリアの差ですね」と唇を噛んだ。
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