試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
9日の昼、大阪での山根明会長の辞任表明と東京での『日本ボクシングを再興する会』による新たな告発を受け、日本ボクシング連盟の吉森照夫専務理事は、同日18時から東京・渋谷の岸記念体育館内で記者会見を行い、それぞれの会見についてのコメントした。理事による山根会長に辞任を求めた昨夜の会議には、23人が集まって2人が委任状だった。ほぼ全員の理事が辞意を示したと吉森専務理事は話した。また、一連の騒動で選手や指導者に迷惑をかけたことを涙ぐみながら謝罪した。
「辞任を勧めた一番の理由は、会長が反社会的勢力との関係に触れ、教育に悪影響をもたらすと思ったこと。“健康を害しない楽な立場になってください”と話したら、会長に“明日まで時間をほしい”と言われ、理事一同、会長に一任すしようとなった」
吉森専務理事は『日本ボクシングを再興する会』の多岐にわたった告発内容には第三者委員会が調べるが、連盟もそのために一丸となりたいと話した。また、山根会長が「会長職だけ辞めたのか、理事を辞めたのか、県連規模での職にもすべて就かないのか」について未確認であったため、報道陣から「それを連盟が把握できていない異常事態を分かっているか」の問いについて「関西連盟との関係もあるので出来かねる」と話していたが、話が堂々巡りになると「しつこいですよ」と声を荒げる一面もあった。
吉森専務理事は『日本ボクシングを再興する会』の多岐にわたった告発内容には第三者委員会が調べるが、連盟もそのために一丸となりたいと話した。また、山根会長が「会長職だけ辞めたのか、理事を辞めたのか、県連規模での職にもすべて就かないのか」について未確認であったため、報道陣から「それを連盟が把握できていない異常事態を分かっているか」の問いについて「関西連盟との関係もあるので出来かねる」と話していたが、話が堂々巡りになると「しつこいですよ」と声を荒げる一面もあった。
山根会長の実の息子であった山根昌守副会長代行は、正式に辞表を出した。『日本ボクシングを再興する会』については「我々が辞めてもポッと役員に入れることはできない。理事を新しくするには総会を開く必要があり、9ブロックで2期以上務めた理事から人選する。次の理事が決まるまでは我々がはたす義務がある」と説明した。また、新たな告発で、内海祥子常務理事が判定への不正を知っていたかのような会話が公開されたことについては「ボクシングに詳しい分、誤解を招く発言をしたことを謝りたいと言っていた。献身的に働いて来たので辞めてほしくない」と話した。