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WBA(世界ボクシング協会)、WBC(世界ボクシング評議会)、IBF(国際ボクシング連盟)元ライトヘビー級王者アントニオ・ターバー(49=米)が6月10日、米国カリフォルニア州ランカスターでトラビス・カーフマン(32=米)とヘビー級10回戦を行う。「マジックマン」の異名を持つサウスポーのターバーにとっては15年8月以来、約3年ぶりのリングとなる。
ターバーは96年アトランタ五輪ライトヘビー級で銅メダルを獲得後、97年2月にプロに転向しており、キャリアは21年ということになる。03年に最初の王座を獲得し、当時パウンド・フォー・パウンド最強といわれたロイ・ジョーンズ(米)に一度は惜敗したものの再戦では衝撃的な2回TKO勝ちを収めている。10年以降はヘビー級とクルーザー級で戦い、ヘビー級で世界ランクにも名を連ねていたが15年8月の試合を最後に引退状態になっていた。39戦31勝(22KO)6敗1分1無効試合、カーフマンは34戦31勝(23KO)2敗1無効試合。
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