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[予備検診]2018.5.18

京口紘人は胸囲が2pアップ

 IBF(国際ボクシング連盟)ミニマム級王者の京口紘人(24=ワタナベ)は18日に都内で予備検診を受け、挑戦者のビンス・パラス(19=比)ともに異常なしと診断された。検診後のツーショット撮影では、世界初挑戦のパラスに京口がカメラマンの方を向くよう優しく合図を送る場面があった。
 試合は5月20日(日)、東京・大田区総合体育館で同門のWBA・IBF世界ライトフライ級チャンピオン田口良一(31)の統一王座防衛戦とのダブルタイトルマッチとして行われ、当日はTBS関東ローカルで午後2時から地上波放送される。
KOで勝ちたいと京口
 検診後の会見で2度目の防衛戦に臨む京口は、「世界戦も3度目なので行事は慣れたもの。パラスは年下だし、緊張している様子だったので(撮影では導いた)」と話し、「ベストで試合に臨めば結果はついてくる。その状態に持って行くのが僕の仕事」。「チャンピオンらしく、しっかりKOで勝ちたい」と意気込んだ。
 また、胸囲が93pと前回より2pアップしたことについては、「特別なことはしていないが、日頃のトレーニングで成長しているなと実感する。たしかに減量はきつくなったが、明日の計量はしっかりクリアする」と気を引き締めた。
笑顔を見せるも口数の少ない無敗の挑戦者
 一方、シャイな挑戦者はコンディションを聞かれ「グッド」、日本の印象は「いいところ」、全勝対決として注目されているとの質問にも「頑張りたい」と短くコメント。最後に意気込みを聞かれ、覚えたての日本語で「ガンバッテクダサイ」となぜか京口にエールを送った。
 なお、パラスは現在一階級上のIBF世界ライトフライ級10位にランクされているが、日本ボクシングコミッションはIBFがミニマム級に動かさず世界戦を承認したと発表した。明日は試合会場で調印式と計量が行われる。
京口は胸囲がさらにアップ!
■検診結果
IBF世界ミニマム級タイトルマッチ
王者:京口紘人(ワタナベ)
身長:161.8cm
頸周:36.0cm
胸囲:93.0cm
リーチ:164.5cm
血圧:119/75mm/Hg
脈拍:64/min
体温:36.9℃
挑戦者を優しく見つめる京口
挑戦者:ビンス・パラス(比)
身長:158.8cm
頸周:34.0cm
胸囲:82.0cm
リーチ:164.0cm
血圧:103/68mm/Hg
脈拍:44/min
体温:36.5℃

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