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[ニュース]2011.4.17

名匠ローチの半生A

 5月7日(日本時間8日)、米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで行われるマニー・パッキャオ(比)対シェーン・モズリー(米)のWBO世界ウェルター級タイトルマッチ12回戦。この一戦がどんな結果に帰するかは分からないが、ボクシングはときとしてチーム力の差が勝敗を分けることがある。
 よって今年いちばんの大勝負を前に、両陣営の参謀について触れておく必要があるだろう。まずはパッキャオが全幅の信頼を寄せる名匠フレディ・ローチ・トレーナーを紹介しよう。
名匠ローチの半生 PARTA

 志半ばの26歳でグローブを壁に吊るしたローチは、現役時代にキャリアの半数以上(28試合)を戦った地縁のあるラスベガスで仕事を探した。電話による商品販売やレストランの給仕など、生活の糧を得るためにいくつかの仕事をこなしたが、なかなか満足感を得ることはできなかった。
 そこで、以前に指導を受けたことのあるトレーナー、エディ・ファッチ氏に弟子入りを志願した。汗と松脂の匂いが忘れられなかったのだろう。ファッチ氏はジョー・フレージャー(米)やケン・ノートン(米)、ラリー・ホームズ(米)らを世界ヘビー級王者に導いた名伯楽として知られた大御所で、当時は75歳になっていた。
 ローチは老齢のファッチ氏のアシスタント・トレーナーとして無償で5年間働いた。この時期はファッチ氏がウェルター級のマーロン・スターリング(米)やライトヘビー級のバージル・ヒル(米)を世界一の座に導いたころと一致する。ローチはファッチ氏の下で指導の基本となるノウハウを身につけた。
 転機は91年に訪れた。のちに来日して両国国技館で試合をすることになる俳優ミッキー・ロークのトレーナーを務めることになったのだ。これが縁となりローチが兄ペッパーとともにカリフォルニア州ロサンゼルスに「ワイルドカードジム」を興す際には、ロークが資金援助をしたとも伝えられている。
 トレーナーとして2度目の、そして決定的な転機はジム創設から10年目の2001年に訪れた。22歳のフィリピン人が突然、練習をさせてくれとジムにやってきたのである。

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