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[試合後会見]2018.5.5

亀田興毅が引退試合後に爆弾発言!

 元世界3階級制覇王者の亀田興毅(31=協栄)が5日、後楽園ホールで開催された「TFC東京ファイトクラブ.2 ラスト亀田興毅」で一夜限りの復帰戦を行った。元WBC世界フライ級王者のポンサクレック・ウォンジョンカム(40=タイ)と8年ぶりに拳を交えた亀田は、スパー終了後にリング上で驚きの発言をした。なお、この一戦は日本ボクシングコミッションの公式試合としては扱われず、バンタム級6回戦、ヘッドギアなし、10オンスのグローブでのスパーリング形式として行われた。
因縁の相手にリベンジ
 2ラウンド開始早々、左ストレートでダウンを奪いレフェリーストップでスパーを終えた。その後、リング上で最後の10カウントゴングが鳴らされたが、「ちょっと待って!」と途中で遮りマイクを握ると、「あと1試合だけ。どうにかローマンと拳を交えたい。それが実現できないなら静かに消えます。可能性があるならチャレンジしたい」と元4階級制覇王者のローマン・ゴンサレス(ニカラグア)との対戦を希望し、引退を撤回した。
成長している実感があった
 スパーを終えた亀田は「2年半前に引退し悔いはないと言っていたが、どこかに(悔いは)残っていた。憧れていたポンサクレックと戦って、こうしてたくさんのお客さんが見に来てくれて最高でした」と笑顔を見せた。
自分に嘘はつきたくない
 また、控室に場所を移すと「(ゴンサレスは)4階級制覇しているレジェンド。実現させるのは簡単なことではないが、戦えるならスーパーフライ級でも良いし、向こうの条件に合わせたい」と、かつてパウンドフォーパウンド1位のロマゴンとの対戦を熱望した。
現役でも通用するパンチだった
 一方、見せ場を作ることができなかったポンサクレックは「亀田のスピードに対応できなかった。1ラウンドから本気度が違っていた。前回と比べ亀田は大人になった」と称え、リングを降りた。

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