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[WBOランキング]2018.4.25

日本勢はふたりがランクイン

 ミニマム級の山中竜也(真正)、フライ級の木村翔(青木)と、現在2人の日本人選手が王座に就くWBO(世界ボクシング機構)の最新ランキングが25日に発表された。全17階級で新たにチャンピオンとなったのは前ヘビー級王者ジョセフ・パーカー(NZ)との統一戦を制し、WBA、IBFとともに3団体制覇王者となったアンソニー・ジョシュア(英)のみで、国内勢は2人がランク入りをはたした。
逆転KOでV2をはたした小浦
 先月18日に山中が初防衛に成功したミニマム級は、14位にOPBF東洋太平洋同級王者の小浦翼(E&Jカシアス)がランクイン。今月17日の防衛戦で初回にダウンを奪われながらも逆転の5回TKO勝ちでV2を達成した小浦は、WBC、IBF4位を筆頭にこれで主要4団体すべてで世界入りをはたした。
2月に再起に成功した石田
 また、井上尚弥(大橋)が返上し、現在空位となっているスーパーフライ級では、11位に元日本同級王者の石田匠(井岡)が復活。昨年10月に英国でWBA王者のカリド・ヤファイ(英)に挑み、判定負けで初黒星を喫した石田が再び浮上してきた。
 なお、圏外に落ちたのは、先月20日の中国遠征に失敗したスーパーフェザー級11位の渡邉卓也(青木)、V2戦でまさかのKO負けを喫した前WBOアジアパシフィック・ウェルター級王者で同級6位の小原佳太(三迫)、ミドル級でOPBFとWBOアジアパシフィック王座を保持する同級15位の秋山泰幸(ワタナベ)の3選手だった。

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