西で支援活動

　今月8日に開催されたWBCトリプル世界戦が行われた神戸市のワールド記念ホールでは、JBC関西事務局の東日本大震災被災者支援の呼びかけに賛同した、新旧世界王者と東洋太平洋王者による募金活動が行われた。
　参加したのは、現世界王者の井岡一翔(井岡)と下田昭文(帝拳)、元世界王者の名城信男(六島)とホルヘ・リナレス(帝拳)、東洋太平洋王者の宮崎亮の現役5選手と、辰吉丈一郎さん、徳山昌守さん、山口圭司さん、六車卓也さんの元世界王者4人。9人は会場入り口前に並び、開場から約1時間ほどファンに募金の協力をお願い。この日だけで641,905円の義援金が集まった。
　辰吉さんは「人が人を助けるのは素晴らしい」と感激。井岡は「みなさんと協力できてよかったと思う」と喜んだ。
　六車さん、辰吉さん、名城選手の3人は、全試合終了後も募金箱の前に立ち、募金を呼びかけていた。
　また、会場内ではWBC(世界ボクシング評議会)の日本復興支援(JAPANRELIF)の一環として、マニー・パッキャオをはじめとした世界の著名選手のサイン入りグローブなどグッズが提供され陳列された。これらのグッズは、今後国内主要会場に展示され、後日JBCを通じてチャリティーオークションに提供される予定だ。