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[試合後談話]2018.4.18

初代ユースLフライ級王座戦は序盤にKO決着!

 日本ユース初代ライトフライ級王座決定戦が17日に後楽園ホールで開催され、富岡哲也(22=REBOOT)と大保龍斗(23=横浜さくら)が激突。前日計量でKO宣言した両者は序盤から激しく打ち合った。
大保がベルトを獲得した
 初回、ジャブの差し合いとなったが、大保が右ストレートで先制攻撃を仕掛けた。2回、真っ向から打ち合う両者だったが、大保が有効打で上回ると右ストレートで顔を弾きダメージを与えた。ペースを取られた富岡は懸命に打ち返したが、大保は左フックを炸裂させ痛烈なダウンをゲット。立ち上がろうとした富岡だったが10カウントが数え上げられた。
みんなで獲れたベルト
 控室に戻った大保はベルトを肩にかけ記念撮影で盛り上がった。「最初はスピードを活かしたボクシングをしようと思ったが、相手が攻めてきた時に左ボディのカウンターが当たり嫌な顔をしていた。苦しい戦いを覚悟していたので本当にうれしい」と喜びを爆発させた。
 2013年には全日本新人王に輝いた大保だが、その後は連敗も経験した。ボクシングを続けて来て良かったと笑みを浮かべた大保は「このベルトを防衛していきたいし日本ランクにも入りたい」とさらなる飛躍を誓った。
見つめなおして再出発したい
 一方、連敗を喫した富岡は「リングに上がってから冷静さを欠いた。1年間試合がなくてメンタルを鍛えられたと思ったが、全然ダメだった。最後にもらった左フックは見えなかった。相手は勢いがあって強かった」と涙で頬を濡らした。

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