世界チャンプ、ホールに集う

　震災から1ヶ月がたった11日、後楽園ホールで開催されたダイヤモンドグローブでは、世界チャンピオン会が集まり、来場者に募金の呼びかけを行った。
　この日は、日本人世界王者のほか、日本在住の元WBA世界スーパーフライ級王者ヨックタイ・シスオーや元プロ野球選手で野球解説者の江本孟紀氏、タレントのアントニオ小猪木さんらも応援に駆けつけ、声を上げていた。
　その後、輪島功一氏、ガッツ石松氏、具志堅用高氏、中島成雄氏、渡嘉敷勝重氏、大橋秀行氏、飯田覚士氏、坂田健史氏、内山高志、粟生隆寛の新旧世界チャンピオンの豪華メンバーがリングに上がり、観客の前に登場。世界チャンピオン会会長のガッツ氏は「37年前の昭和49年4月11日は、私が世界王座を獲った日。縁があって、同じ日にこうして募金活動ができるのも、皆様の応援があるからです。ありがとうございました」と、募金に協力してくれた観客に感謝を述べていた。