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[ニュース]2011.4.10

詳報★石田vsカークランド

 元WBA世界スーパーウェルター級暫定王者、石田順裕は9日、米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデンで行われたマルコス・マイダナ(亜)対エリック・モラレス(メキシコ)のアンダーカードに出場。WBO世界ミドル級4位にランクされる27戦全勝(24KO)のジェームス・カークランド(米)とのミドル級8回戦に臨んだ。 
※試合結果と石田の試合後の談話は続きをどうぞ!!
石田、快挙!
○石田順裕(日本)
―KO1回1分52秒―
●ジェームス・カークランド(米)

 現地の戦前のオッズは17.5対1でカークランド有利というものだった。暫定とはいえ半年前まで世界王者の称号を持っていた石田にとっては屈辱的な数字といえた。裏を返せば、それほどまでにカークランドの評価が高かったともいえる。
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 27戦全勝(24KO)の倒し屋カークランドは、この日もサウスポー・スタンスから自信満々の様子で距離を詰めてきた。これに合わせて後退のステップを踏んだ石田だが、決して臆してはいなかった。カークランドの出端に右ストレートからショートの左フックを引っかけてダウンを奪う。開始から20秒ほどが経過した時点でのことだった。
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 ダメージが明らかなカークランドが試合再開に応じると、石田は右ストレートから左ストレートをフォロー、2度目のダウンを奪った。カークランドはこれも立ち上がったが、もう勝負は決したも同然。石田がワンツーで顎を射抜くと、カークランドは腰から崩れ落ち背中をキャンバスにつける3度目のダウン。米国はノー・スリーノックダウン制だが、レフェリーのジョー・コルテス氏はカークランドのダメージが深いとみてここまでと判断、試合をストップした。タイムは1分52秒、結果はKOとコールされた。この一戦、米国では「ビッグアップセット」(大番狂わせ)と報じられた。
 石田は31戦23勝(8KO)6敗2分。「ダウンは瞬間的なもの。まだ戦えた」と悔しがった27歳のカークランドは28戦27勝(24KO)1敗。オスカー・デラ・ホーヤ率いるゴールデンボーイ・プロモーションズの期待の星は、急停止を強いられた。
壇上はオスカー・デラ・ホーヤ
 試合から約3時間後、石田はボクシングモバイルの電話取材に対し次のように語った。「まずは日本が大変な時期にボクシングをできることに感謝です。カークランドはパンチのある強い選手なので、怖くなかったといえばウソになるけれど、ビビッてはいませんでした。僕もトレーナーも全員が集中して試合に臨みました。最初のダウンは練習していた逆ワンツーです。サウスポーの相手が踏み込んでくる瞬間に、右から入って左ショートを引っかけるパターンです。カークランドの右ガードが低かったので思ったとおりに決まりました。ラスベガスのリングは最高です!ザブ・ジュダー(IBF世界スーパーライト級王者)も声をかけてくれたし、リングサイドではノニト・ドネア(WBC&WBO世界バンタム級王者)が写真を撮ってくれていました。またアメリカで試合をやりたいし、たぶん実際にやることになると思います。日本の皆さん、応援ありがとうございました」。

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