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[試合後会見]2018.4.4

熱戦となったOPBFバンタム級王座戦

 OPBF東洋太平洋バンタム級王者のマーク・ジョン・ヤップ(六島)が4日、後楽園ホールで開催された「A-sign.Bee.12」のメインイベントで同級7位の中嶋孝文(33=竹原&畑山)を迎えて3度目の防衛戦を行った。世界を目指すヤップが敵地で実力を発揮したのか? それともこれが40戦目のベテラン中嶋が悲願の戴冠を果たしたのか――。
ヤップのテクニックが光った
 初回、ヤップは右ストレートでペースを握ると、ジャブで組み立て鋭いパンチで襲いかかった。中嶋は2回に相手のパンチで左目上をカット。4回、ヤップはプレスをかけて左ボディで体力を削るとワンツーで攻勢を印象づけた。ラウンド終盤に中嶋は右アッパーで反撃したが、4回終了時の公開採点は1者が38-38、2者が40-36でヤップがリードした。5回、劣勢の中嶋は右クロス、右アッパーでのけぞらせるが、ヤップも負けじと打ち返す。中盤はヤップのジャブが機能してポイントを加点すると、8回終了時にはさらに差を広げた。その後もヤップは軽快なフットワークでペースを維持。最終12回、大声援を背にコーナーを飛び出した中嶋は逆転を狙ったが、ヤップの老獪なボクシングに決定打を作り出せず、最大6ポイント差をつけたヤップが3度目の防衛に成功した。
今回は勝ちに徹した
 アウェーでの強さを見せたヤップは「効いたパンチはなかった。しんどかったけど頑張った」と胸を張った。会見に同席した枝川孝会長は「相手はパンチがありラストチャンスにかけていたので無理はさせなかった」と後半の作戦を解説した。
 1月中旬からタイでWBC世界スーパーフライ級王者のシーサケット・ソールンビンサイとの実戦練習で調整したヤップ。枝川会長が「スタミナが切れることはなかった。20ラウンドでも戦えるよな?」と問いかけると笑顔を見せた。会見の最後に枝川会長から「バンタム級でもスーパーバンタム級でもいいので世界にいかせたい。スーパーフライ級でもいけるよな?」と言われたヤップは、「それはムリ〜」と苦笑いを浮かべ報道陣を笑いに誘った。
気持ちは最後まで切れなかったが…
 一方、3度目の挑戦も実らなかった中嶋は「先手を取られたが焦らずにやっていたつもり。ダメージを与えて足を使わせたところまでは良かったが、攻めきれなかった。良い角度で当てたパンチもあったが、当て続けさせてくれなかった。採点は仕方がない」と肩を落とした。今後に関しては「少し休んでから考えたい」と結論は出さなかった。
勅使河原弘晶(輪島功一スポーツ)
 この試合を観戦したWBOアジアパシフィック同級王者の勅使河原弘晶(輪島功一スポーツ)は「ヤップ選手は左が多彩でガードが高く、ポイントの取り方も上手いオールジャンルで良い選手だと思いました。中嶋選手はできることは全部やりましたが、ヤップ選手の老獪さが勝りました。野性味があり、凶暴な一面もあるので、僕と戦えば面白い試合になると思います」と感想を語った。
採点表

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