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[ニュース]2011.4.10

結果★マイダナvsモラレス

　WBA世界スーパーライト級暫定王座決定戦、前暫定王者マルコス・マイダナ(亜)vs元3階級制覇王者エリック・モラレス(メキシコ)の12回戦が9日、米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデンで行われた。

左:マイダナ　右:モラレス

○マルコス・マイダナ(亜)
――12回判定――
●エリック・モラレス(メキシコ)

　8対1という有利のオッズでリングに上がったマイダナが好スタートを切った。ハンマーのような左右の強打を振ってメキシカンに迫り、早々と主導権を掌握。あっという間にモラレスは右目が腫れ上がり、大きなハンディキャップを背負ってしまった。

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　しかし、メキシコ人として初の4階級制覇を狙うモラレスは中盤から盛り返し、8回には左フックでマイダナにダメージを与える。さらに10回にも上下にパンチを散らして展開を五分に戻した。
　疲れが顕著だったマイダナだが、ここから再び奮起。最後の2回を気力で戦い切り、貴重なポイントをゲットした。

マルコス・マイダナ

　採点は116対112が二者、もう一者が114対114につける接戦だった。昨年12月にアミール・カーン(英)とのWBA統一戦で暫定王座を失ったマイダナは4ヵ月ぶりの返り咲き。戦績は32戦30勝(27KO)2敗。健闘しながらもう一歩のところで王座を逃したモラレスは58戦51勝(35KO)7敗。