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[東京五輪]2018.4.1

百戦錬磨と美人ボクサーが次の舞台へ

 2020年東京五輪への一つの過渡期。埼玉の朝霞駐屯地にある自衛隊体育学校では、先月30日、昨年度で辞職する所属アスリートの退官報告が行われ、ボクシング班では井上尚弥(大橋)や拳四朗(BMB)、京口紘人(ワタナベ)といったのちの世界王者たちとも激闘の多かった柏崎刀翔(27)と、「才色兼備」で知られた伊藤沙月(26)が別のキャリアに進むため、昨日の3月末日で去った。
拳四朗(右)を破って全日本2連覇
 柏崎は幼少時代、横浜さくらボクシングジムで開かれた「第2回キッズボクシング大会」で最優秀選手賞に選ばれた後、大聖寺実業高校時代、原隆二(飛龍高校)にインターハイ決勝で敗れて準優勝。その後、高校生時代の井上尚弥(相模原青陵高校)らに屈した低迷期もあったが、日本大学4年のときに、田中亮明(駒澤大学)を決勝で破って全日本選手権初優勝を収めた。自衛隊体育学校での1年目にも、現WBC世界ライトフライ級王者の寺地拳四朗(関西大学)を破って同選手権を連覇している。他にも京口紘人(大阪商業大学)を破っての国体優勝など、柏崎には後の世界王者との激闘も多い。2016年リオ五輪では2度の予選で破れたが、地道な努力で安定感を高めた柏崎に、福井県から公立高校への雇用を条件に、国体出場を想定した移住を提案された。元々、隣県の石川県生まれでもあったので、柏崎は転職を選択。「指導者になるかたわら、東京五輪までは選手を続けていいことにもなっているので、もう少しだけ、自分の夢を追い続ける」と話した。体育学校にはトップエリートの集まった充実した環境に感謝していた。
「ボクシングを通じた出会いに感謝」と伊藤
 伊藤は宮崎の名門、日章学園高校でボクシングを始め、2年生で全日本大会のライトフライ級Bで優勝。その後、拓殖大学を経て、自衛隊体育学校に第1期生として入った。おととしにバンタム級準優勝を収めた以外でも全日本選手権では上位の常連。「美人ボクサー」として注目されることも多く、テレビのバラエティ番組などへの出演オファーも多かった。
 伊藤はボクシングそのものからこれで引退し、今月からは外資系企業の営業部に携わる。「ボクシングは難しくて、誰にでもできるようなスポーツじゃないので、とても悩まされた。でもその分、いろんな人からアドバイスを聞けたので、その教訓が次の人生でも生きていくと思う」と感謝の言葉を残し、体育学校を去った。

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