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[試合後談話]2018.4.1

坂本真宏が大阪で初防衛戦

 WBOアジア・パシフィックフライ級チャンピオンの坂本真宏(六島)が1日、住吉区民センターで開催された六島ジムのイベントのメインイベントで同級3位のウィチャー ・プーライカオ(タイ)を迎えて初防衛戦に臨んだ。初メインを任された坂本は、開始から左右のフックを振るい優位に立った。
 
アッパーがさえた坂本
    試合は、ベテランのウィチャーに対して、右アッパーを軸に組み立てた坂本が打ち勝った。開始、固さの見える坂本だが、低い姿勢に合わせてアッパーから左フックを狙う。対して、ウィチャーはジャブを上下に散らす。1ラウンド終盤、ワンツーでダウンを奪った坂本は徐々にボディでウィチャーの動きを止めることに成功。すると6ラウンド、左ボディを連打した坂本にたまらずダウンしたウィチャー。そのままウィチャー陣営からタオルが投入され試合終了。坂本はTKO勝利で初防衛を飾った。
減量苦を明かした坂本
    試合後、坂本は「頭の低い相手でしたからやりにくかったです。今回は最後まで減量で苦しんだので序盤は自分でもわかるくらい固かったですし、ダメでした。自己採点は15点」と、調整の失敗を口にした。「こんな試合じゃ、世界とか言っていられないので、しっかり練習します」と、前を向いた。
右:枝川孝会長
    枝川孝会長は「もっと、スカッと倒してもらわないとね。(WBO世界王者の)木村選手に挑戦なんてまだまだ言える内容じゃないね。まあ、中国での試合のオファーも来たので、色々経験するために今後についてはちょっと考えてやります」と、語った。
サカモトは強いとウィチャー
    完敗となったウィチャーは「サカモトは良いチャンピオンだと思った。パンチも重かったし、早くて対応できなかった」と、素直に負けを認めた。

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