森武蔵の快進撃が止まらない!

　1日に愛知・刈谷市あいおいホールで開催された「SPLENDID BOXING」のメインでは、昨年度の全日本スーパーフェザー級新人王(技能賞)で日本同級15位の森武蔵(薬師寺)が11戦7勝(2KO)4敗のキャリアを持つタイ人選手を相手に初の6回戦に臨んだ。
　サウスポーの森は開始早々に左ボディストレートで立て続けにダウンを奪うと、戦意を失くしたワッタナチャイ・シットサイトーンに左ストレートでとどめを刺し、レフェリーストップを呼び込んだ。

　初回KO勝ちで無傷の6勝目を挙げた森は薬師寺保栄会長とファンの声援に感謝し、インタビューでは「判定勝ちした全日本新人王は納得がいかなかったが、今回は納得した。今年中にはランキング上位にからんでいけるように頑張る」と笑顔でコメント。薬師寺会長は次回7月の自主イベントで東洋太平洋ランカーとの対戦プランを明かし、愛弟子を必ず世界チャンピオンにすると誓った。
　デビューから1年4ヵ月、快進撃を続ける18歳ルーキーの今後がますます楽しみだ。