アングロvsモラ 4/7に昔の名前対決

　元WBO(世界ボクシング機構)スーパーウェルター級暫定王者アルフレド・アングロ(35=メキシコ/米)と、元WBA(世界ボクシング協会)同級王者セルジオ・モーラ(37=米)が4月7日、米国ネバダ州ラスベガスのハードロック・ホテル&カジノで対戦することになった。アングロは16年8月、モーラは同年9月の敗北を最後に実戦から遠ざかっており、ともに復帰戦となる。

　30戦24勝(20KO)6敗のアングロは13年から14年にかけてエリスランディ・ララ(キューバ/米)やサウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)らを相手に3連敗を喫し、再起を果たしたものの16年8月に再び判定負けを喫して引退状態になっていた。対するモーラは15年8月、16年9月にダニエル・ジェイコブス(米)のWBAミドル級王座に挑んで2回TKO負け、7回TKO負けを喫しており、こちらも以後はリングに上がっていない。35戦28勝(9KO)5敗2分。アングロとモーラはスパーリングで何度か手合わせしており、友人でもある。そんな両者が選手生命をかけて対戦するとは皮肉なものだ。
　なお、4月7日のメインカードではララ対ジャレット・ハード(米)のスーパーウェルター級WBAスーパー王座、IBF王座の統一戦が組まれている。