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WBO(世界ボクシング機構)スーパーウェルター級王者サダム・アリ(29=米)の初防衛戦は、3代前の王者で現1位のリアム・スミス(29=英)を相手に行われることになりそうだ。スミス側のフランク・ウォーレン・プロモーターがメディアに明かしたもので、両陣営は基本合意に達しており、来週にも発表に至るものとみられている。5月5日に米国ネバダ州ラスベガスで行われるゲンナディ・ゴロフキン(35=カザフスタン/米)対サウル・カネロ・アルバレス(27=メキシコ)のイベントに組み込まれる可能性が高い。
アリは昨年12月、12対1という不利のオッズをひっくり返してミゲール・コット(プエルトリコ)に判定勝ち、王座を獲得した。27戦26勝(14KO)1敗。一方のスミスは15年10月に世界王座についたが、16年9月のV3戦でアルバレスに9回KO負けを喫して無冠に戻った。再起後はリアム・ウィリアムス(英)に連勝して指名挑戦権を獲得している。28戦26勝(14KO)1敗1分。正式発表を待ちたい。
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