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[ニュース]2011.4.6

パッキャオの半生D

 パッキャオ対モズリー特集、オスカー・デラ・ホーヤ(米)と並ぶ史上2人目の6階級制覇王者で、現WBO世界ウェルター級のベルト保持者マニー・パッキャオのライフ・ストーリーPART5。
 ★PART5

 フライ級からスーパーフライ級、バンタム級を飛び越えた3階級上のスーパーバンタム級での戴冠は、世界的にも驚異の目で見られたが、これは序章に過ぎなかった。
 4度の防衛を重ねたパッキャオは03年11月、メキシコのスター選手マルコ・アントニオ・バレラとの試合に臨む。4対1のオッズ(賭け率)が示すとおり、これはバレラのために組まれた試合だったが、パッキャオは再び大番狂わせを起こして世間を驚かす。
 初回、バランスを崩して不運なダウンをとられたパッキャオだが、3回に左ストレートで倒し返す。その後はワンサイドの様相を呈し、ついに11回、バレラのコーナーが棄権を申し出た。
 この勝利で完全にスター選手の仲間入りを果たしたパッキャオは以後もセンセーショナルな進撃を続ける。
 04年以降の16戦は以下のとおりである。
ファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)
△12回引き分け
ファーサン・3Kバッテリー(タイ)
○4回TKO
エリック・モラレスT(メキシコ)
●12回判定
エクトル・ベラスケス(メキシコ)
○6回TKO
エリック・モラレスU(メキシコ)
○10回TKO
オスカー・ラリオス(メキシコ)
○12回判定
エリック・モラレスV(メキシコ)
○3回KO
ホルへ・ソリス(メキシコ)
○8回KO
マルコ・アントニオ・バレラU(メキシコ)
○12回判定
ファン・マヌエル・マルケスU(メキシコ)
○12回判定
(WBC世界スーパーフェザー級王座獲得=3階級制覇)
デビッド・ディアス(米)
○9回TKO
(WBC世界ライト級王座獲得=4階級制覇)
オスカー・デラ・ホーヤ(米)
○8回終了TKO
リッキー・ハットン(英)
○2回KO
ミゲール・コット(プエルトリコ)
○12回TKO
(WBO世界ウェルター級タイトル獲得=5階級制覇)
ジョシュア・クロッティ(ガーナ)
○12回判定
アントニオ・マルガリート(メキシコ)
○12回判定

 特筆すべきは、のべ10人ものメキシコ人と対戦している点であろう。一度は敗れたモラレスには2倍返しの雪辱、引き分けのマルケスにも再戦でけりをつけている。
 体重増加にもかかわらず、圧倒的な強さを見せつけているスーパーマンぶりも強調しておきたい。特に最近の3年間は圧巻だ。ディアスを技術とスピードで翻弄し、かつての偶像デラ・ホーヤを打ちまくって棄権に追い込み、ハットンには左一発で衝撃のKO勝ち。コットをも寄せつけずに圧倒し、元王者クロッティには完封勝ち。そして「ティファナの竜巻」マルガリートに何もさせずに圧勝。
パッキャオは体重制の定義を根底から覆してしまった。
 活躍はリングの上だけではない。昨年5月にはフィリピンの下院議員となり、政治家としての活動もスタートしたばかりだ。
 48キロの体重でプロデビューしてから16年。栄誉と富を手に入れたパッキャオは「私はいまでもハングリーだ」という。

続く

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